三宅島 元気ハツラツぅ?

大地震と津波から半月余り

 25日、久々に記者会見で国民の前に姿を現した菅総理。
昨年末、内閣に招聘されたメディア・リテラシーで著名な元TBSキャスター、下村健一メディア担当審議官らと相談し立て直しを図り、しっかりと国民へのメッセージが発信されると期待したのに。

 下村さん、総理を「裸の王様」にはしないこともミッションだといっていたのに、その試みはなぜ成功していないんでしょうか。優れたジャーナリストでも突破できない厚い壁があるのか、総理が頑固すぎるのか。

 口の悪い友人は、反省・責任感なし、具体策も展望もなしとケチョンケチョンでした。

  確かに原発対策を優先するあまり、食料すら行き届かない被災者対策。またその原発事故でも、先々週には「僕はものすごく原子力には強いんだ」といっていた。
のに、いまになると自主避難について「専門家の皆さんの判断を尊重した」と逃げ腰。判断までにお任せはまずいんじゃないですか。

 少なくとも「大丈夫」情報が次々と覆されている状況で、国民の不安と不信感を払拭するために、気休めではない誠実な情報発信に努力して欲しい。


               
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楽天ブックス: マスコミは何を伝えないか - メディア社会の賢い生き方 - 下村健一 :  


 早稲田の水島朝穂先生は、「バスが高速で蛇行運転している最中に、その運転手を取り換えるわけにもいかない」 と政権にあれこれいうのは控えようといっている。
 たしかにそんなとき、バスの運転手を怒鳴りつけたり、クビを切っても仕方がない。このブログでも政府よりも、メディアの報道や被災から1週間でお気楽番組ばかりの状況を主に取り上げてきた。

 ただ、乗客の安全は二の次で、運転手が自分の立場を守るための保身に走ったり、どう考えても崖に向かってハンドルを切っている状況を見過ごすほどの勇気もない。


 総理以上にわけが分からないのが、長年原子力で食べてきた国立大等の専門家という人たち。
 どんな事態になっても、 『影響はない』 の接頭語として、「ただちに」 「今すぐには」 「大きな」 「現時点では」 「そんなに」 「ほとんど」などの副詞のようなものが必ずつく。
  3月11日の段階では「万が一」を考えて対応されていたはずの原発事故が、何万倍などという数値がでてくるようになっても、こうした枕詞をつける説明はまったく変わらない。

 昨日夕方のニュースでは, 魚を食べても大丈夫かとの質問に、T大病院のセンセイが 「魚は海藻を食べるので、海草からのヨウ素がすでに体内に蓄積されているので(これ以上体内に蓄積しにくいから)大丈夫です」とトンデモ科学的なことを仰ってましたが、そこまでして・・・。

  ほうれん草は水で洗えば大丈夫というが、その洗う水自体が 「ただちに影響はない」 程度に影響が及んでいることは、誰もいわない。

 一つ一つは微量で影響は少ないのでしょうが、人は、毎日水を飲み、野菜を食べ、海産物を摂り、空気を吸う。また検診や治療のためレントゲンやCTスキャンを撮り、飛行機にも乗る。それらをぜんぶ合計してどうなのかはさっぱり分からない。

 もちろんパニック防止も大切ですが、こう情報が偏っては、むしろデマ情報を生む土壌になってしまう。

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 島では茨城県産のほうれん草がまだありました。もちろん、農家のみなさんの努力を無にしないように、十二分に洗って、おひたしで食べました。当然ですが「ただちに影響は」ありませんでした。


 それらの規制基準もどんどん変えられてくる。
 過酷な状況で、作業している東電の現場作業員の被曝基準を厚労省は事故発生後、2.5倍にした。それと同様に、水や10日余り前に定められたばかりの野菜も許容値を2倍の基準にすることを検討している伝えられている。

 コントロールが悪いピッチャーが、四球を出したところで、エイトボールまで進塁なしのルールにするといってるのと同じようなもの。現実と合わなくなってきたから次々に基準を変えるんだったら基準って何なの。


 正しい情報も伝わらず、やみくもに「ガンバロー 日本」といわれても、国民は何をどうしていいのやら。 
国民よりさきに  「ガンバロー メディア」!  「ガンバロー 専門家」!   「ガンバロー 菅内閣」! 

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東京でも28日桜の開花宣言があったようですが、
三宅島では満開のオオシマザクラが

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三宅島周回道路の阿古と伊ヶ谷の境(榎木沢)付近に1本だけ。
ほかの桜が咲くのはもう少し先


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花より水・食料や生活物資という状況が続いていますが、半月後の東北の開花期には、被災地の人たちも桜を愛でる余裕も生まれてることを祈ります。



                          

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by Wamploo | 2011-03-29 17:56 | Other
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噴火から10年、帰島から5年、火山ガス「噴出ヤメッ!」とは、なかなかならない三宅島に、元気を取り戻してもらえるように、写真を中心に、テキト~に文章まき散らし、テキトーに規則正しく綴っていければと・・・
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