三宅島 元気ハツラツぅ?

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さらば三宅島

 ありがとうございました。島のみなさんには本当にお世話になりました。

  突然ですが、先日急遽島を離れました。もう少しごやっかいになるつもりだったのですが、宮仕えの身としてはいかんともしがたく・・・・。
せっかく思いっきり気張ってカメラを買い換えたばかりなのに・・・(>_<)。

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 なぜブログを始めたのか、いまは記憶も定かではありませんが、内容はともかく公約(マニュフェスト)どおり「テキトーに規則正しく」更新できたのは自分としても意外でした。

 円い噴火口そのものの<甑の穴(コシキのあな)>、角度により微妙に表情が変化する<人形岩>などまだ紹介していない島の風景、「東海汽船10の謎」「島での暮らし方」など載せたいテーマもあったのですが、島を離れた身としてそうもいかず、ここで筆を折るというか、キーボードを叩き壊す?ことにしました。

 またいつか島で働く機会もあるかもしれません。そのときまで、再見 So long! チャオ  アディオス Good luck にふぇ~で~びる・んじちゃーびら  ありがどさま・んだらまず   ごめんなしゃー おーきに ほなさいなら
(^o^)


     
             ★     ★     ★


  新鼻新山から飛び降りるつもりで買ったカメラを島で使う機会がほとんどなく、「内地」に戻ってとりあえず神代植物園や旧古河庭園などでいまが旬のバラを試し撮り。新しいパートナーを手の内に入れるのにはもう少し時間がかかりそうです。

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             ★     ★     ★


★1日も早い島の復興を
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  この間3.11をはじめ、三宅島もいろいろありました。
  それにしても雄山の噴火はいつ止むのでしょうか。火山ガスの噴出が早く終息することを祈るとともに、大自然のスケールの大きい時間のなかで、それとの共存も考えざるをえない時期かもしれません?

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 山頂近くの緑の回復にはまだまだ時間がかかるでしょうが、もう少し裾野に近いところに牧場が再建がされ、三宅島100%の牛乳と牛乳せんべいを楽しめる日が来ることを待ち望んでいます。

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さらば 三宅島、また逢う日まで!


Good,Good-bye さよならBaby
いとし 悲し 寂し
やるせなし 恋し
この次は今よりステキな事を
楽しみにめぐり会いを楽しみに
Good,Good-bye さよならBaby
必ずこれで終りにします
Good,Good-bye
Good,Good-bye
さよなら

Good.good-Bye [作詞・作曲・歌 井上陽水]

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by Wamploo | 2012-05-29 00:00 | 三宅の風景

三宅島にはホットスポットが見つからず ホッと

  気にながらも決算期の忙しさにかまけてか、飲み会が忙しくてか?すっかりブログの更新がご無沙汰に。

先々週は、駆け足で久々に「内地」に出かけ、友人が持っているというのでガイガーカウンターを借りてきました。
 もしとんでもない数値が出たらどうしようとドキドキしながら、測定してみました。が、3.11以前とは比べるデータがないので、どのくらい高くなったのか判りませんが、幸いなことに「直ちに健康に影響はない」レベルのようです。

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  ほぼグランドレベルで、最小0.08マイクロシーベルト(μSv/h)、最大0.16マイクロシーベルト。簡易な機器は、どちらかというと高めな数値が出やすいということで、おそらく村の発表している数値と変わらないレベルだと思います。とりあえずホッ!

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  ただこのなかでは、意外と部屋の中の数値が高く、日頃の無精な生活がガイガーカウンターで実証されてしまった!掃除しよっ!



それにしても野田政府の原発再稼働はなんなのか。はじめから再稼働という結論があって、それに向けてアリバイづくりをしているのがミエミエ。沖縄の普天間や辺野古基地と全くおなじ強引さ。
突っ走るノダメ総理はもちろん、原発発電に否定的と思われている枝野さんも菅内閣当時、脱原発に走った菅総理の「暴走」を防ぐため、総理だけでなく、自分を含めた4者協議で決定することをのませたという。それが現在の4者協議での再稼働に繋がったという話を11日の東京新聞が報じていたが、本当にタヌキばかり信用できない!


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写真をクリックすると大きな絵で

週末夜船に乗る前に時間があったので、六義園に寄り道し、しだれ桜のライトアップを数年ぶりに見ました。


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  門の手前まですごい人出、サクラの花びらの数より眺めている人間の方が多いのでは?

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  昼休みにソメイヨシノにもご対面

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 都内某所(自生地を守るためあえて伏せます)で、七島スミレと思われる花も。まったく別の場所でも見つけたので、「内地」でも探せば意外とあちこちに?

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by Wamploo | 2012-04-18 07:17 | 三宅の風景

三宅のみせみせみせやしょう

 今日はあちこちのメディアが「東日本大震災から1年」という特集や特報番組を組んでいる。先ほどフジの特番で『もう「絆」という安っぽい言葉は使わない』という地元の中学生の言葉が紹介されていたが、震災からの復興と福島第一原子力発電所事故について、「被災地ガンバレ」とかという善人面した上っ面の報道だけでなく、「ただちに大きな影響はない」報道や「一つになろう日本」キャンペーンを繰り広げたメディア自身の検証も含め、この1年間の総括と未来に繋がる報道に期待したい。

  とりあえず1日限りのイベントで、明日からまたCM収入第一で、オバカ番組ばかりが幅をきかせるなんてことだけはないようにお願いしますぜ!

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三宅島は、ここのところ「ギャーオ」というくらいの大雨も降った空模様でしたが、今日は久々にお日様にお目にかかりました。


 ということで、この話題は、本日ののテレビや新聞報道を見た上で、別の機会にあらためて取り上げることとして、今日は前回のブログで、イマカノデッカさんからのコメントへのお答えで、紹介したいと書いた三宅の店々を見せやしょう。

三宅島の新聞は、空路で八丈島に運ばれた新聞が翌日船便で来るためタイムラグあり、また船が欠航すると当然きません。本日の気象庁の発表によれば、これから低気圧が発生し、 <沿岸波浪モデル予想> では、3.5~4m近い高波となりそうなので、今晩の船は欠航かもしれません? 今のところ久しぶりにのどかな1日だったのに!


        ♣  ♠  ♦  ♥

※Wamplooが利用してるお店のうち、今回は画像があるところだけをご案内します。 


<坪田地区>

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  ①三宅ハートショップ
店舗経営だけでなく、アシタバの「内地」への出荷や島の特産品を使った化粧品・漬け物等の商品開発もおこない「外貨獲得」にも創意工夫しているお店です。


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  ②築穴商店
避難指示が解除された2005年島の復興のため帰島し真っ先に再開したお店の一つ。


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  ③井上豆腐店
こちらも復興のため帰島直後からお店を再開した島で唯一の豆腐屋さん。


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  ④進八屋
入口からは想像できませんが? 棚にはドンキのように盛りだくさんの商品が並んでいます。

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  ⑤割烹 いけ吉
接待に使える和食屋さん。お刺身が特にお薦め。お昼も営業しているらしい。 

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  ⑥居酒屋テス
島で唯一、牛丼が売りの(一つの)居酒屋さん。ランチ営業も。


<神着・伊豆地区>


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   ⑦三宅島酒造 
現在唯一の三宅島ブランドの焼酎「雄山一」を製造販売している蔵元。建物は旧観光ホテルで、1階では島内のお土産も多数取り扱い。Coffeeも飲めます。


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   ⑧清漁水産 
帰島後苦労して島のクサヤを復活させたお店。クサヤだけでなく、鍋・味噌汁、揚げ物等に使える青ムロアジのすり身(冷凍)もお薦めです。


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  ⑨岡太楼本舗
島の名物土産「牛乳せんべい」の製造販売元。焼いているところにぶつかると、まだ柔らかい焼きたてを試食させてもらえます。

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  ⑩さぶちゃん
お刺身を初めとする定食が美味い居酒屋さん。ランチタイムにも。

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  ⑪正大ストア
島でチラシを配布する数少ない店舗。売り場も広く雑貨類も数多く扱っている。

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  ⑫利八屋
こちらも噴火による避難指示が解除された2005年帰島直後から島の復興のため再開したお店の一つ。最近オヤジさんを見かけませんが、商工会の仕事が忙しいんでしょうか。

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  ⑬ヤマシタ
1年半ほど前にReopen。島の人に必要な品をできるだけ安く揃えるという経営姿勢は感謝状もの、パチパチパチ。社長はジャズメンというウワサも?

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  ⑭ギャラリー・カフェ Canon 
島でオンリーワンのカフェ。キャノンではなくカノン(追複曲≒輪唱)なので念のため。ランチでは ハンバーガーやピザがお薦め。 


<阿古地区>

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  ⑮はせがわ
お刺身や総菜類が特にお薦めのお店です。島でただ一つの製パン業、築穴製菓のパン類も数多く扱っています。新聞も全国紙各紙がほぼそろいます。  

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  ⑯ツチヤ
錆ヶ浜港からすぐの豊富な品揃えのお店。野菜等の生鮮品だけでなく、総菜・弁当類も充実。特に海苔弁500円は★★☆

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  ⑰いきいきお魚センター
三宅島近海で採れた新鮮な魚などを販売している漁協直売店。伊勢エビ・タカベ・アカイカ等お土産にも。錆ヶ浜港船待の向かい側です。

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   ⑱沖倉商店 
食品・雑貨だけでなく、独自に商品開発したTシャツ・手ぬぐい等のお土産も。
また沖倉商店のブログは、目を見張る夕日のPhotoや島情報など島では必須チェック項目。このほかYouTube・Facebook・twitterなど多チャンネルで島から情報を発信しています。
 

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  ⑲キタガワ商店
生鮮食品のほか、総菜類・弁当類も多数扱っている緑の屋根が印象的なお店。

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  ⑳シタヤマ商店
化粧品・雑貨類の品揃えでは一番かも?島で唯一100円ショップも併設している。また動物病院やペットショップも。 

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   ㉑海 楽 
メーンは島のナンバーワンホテルだが、レストランや釣り具ショップも併設。宴会も可。錆ヶ浜港を上がってすぐ。


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  ㉒ふるさと味覚館
三宅村が整備したふるさと体験ビレッジのレストラン。ビレッジには、このほかに温泉施設がある。三本岳の向こうに沈む夕陽を眺めながら食事やお酒が楽しめる。地魚寿司やアシタバの天ぷらなどが看板商品かな?
 
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  ㉓ふるさとの湯
軽く飲んでから温まるか、温まってからガンガン飲むか、それが問題だ。味覚館から徒歩1分。内風呂だけでなく、寒風の中での露天風呂もなかなか?




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           ↑ クリックすると拡大
  【案内図】 
話しも聞かず、地図も読めない男につき、位置はテキトーですので、おおよその目安ということでご理解を。

  ★このほかのお店は、またあらためて



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by Wamploo | 2012-03-11 16:34 | 三宅の風景

取りつく島は

 「海で溺れても上陸する島がないこと」が転じて、頼りとしてすがる手掛かりがないことを『取り付く島がない』といいますよね。
  もっとも「取り付く暇」という”言いまつがい”もあって、Wamplooもちょっと前まで、忙しい人相手の相談などの場合に使う慣用句で、「ヒマ」だと思ってましたが・・・。
 それはともかく、今回の三宅村の村長選と村議選のW選挙、まさに「取りつく島がない」感じで、けっこう悩みました。

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             2月11日「東京新聞」

 全日空の航空路廃止問題、火山ガス高濃度地区の規制、産業・観光振興、人工透析設備導入、人口減少・高齢化、バイクレース等々村を取り巻く問題点は、多くのみなさんが選挙公報で課題として取り上げています。 
  しかし、すべてとはいいませんが、ヘッドラインとして取り上げてはいても、どのように解決・改革していくのか、優先順位や、いつ頃までに実現をめざすのか具体的なところはほとんど分かりませんでした。(選挙カーも候補者名を連呼するスタイルが大部分で、政策はいまいちよく分からず)

 帰島前の村長選などでは公開討論会も実施されたようです。「公報」等が限られたスペースで十分に説明できないのだとすれば、村民の選択権を保障するために、こうした工夫も検討しても良かったのでは。

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村長には、島の子供たちの教育に長年たずさわってきた桜田昭正元教育長が当選


  選択といえば、日曜日の18時から例のNHK白熱教室シリーズで、まさにこの問題を取り上げています。
現在のプログラムは「コロンビア大学白熱教室」 で、全盲の女性教授(もしくは、巷では美人教授という冠も)、シーナ・アイエンガー女史の「選択こそ力なり」をテーマにした講義。

 「偶然や運命に身を任せるのではなく、自分で選択すること」が成功の鍵であり、「人生があなたから決して奪えないものがあります。それこそが、選択の力なのです」と教授はいいます。
 またこのコロンビア大の人気教授は、「選択の可能性がなければ、私たちはただの構成員、道具あるいは物にすぎない。」という米詩人アーチボルド・マクリーシュの言葉を紹介し、偶然や運命に大きく左右されるのが人生の一側面であっても、人生において「自分で選択すること」の重要性を強調しています。

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   熱戦が繰り広げられた週末はのどかな1日。
多事多難な時期に村政を担った平野祐康村長お疲れ様でした。



 それぞれの人生にも大きな影響を及ぼす原発問題をはじめ、消費税や社会保障など日本の国民は、大きな分岐点にいま立たされています。

 弱肉強食の小泉・竹中路線で、「中流」が壊され、みんなが貧しくなってしまったり、将来に展望が持てなくなってなる世の中になってしまったことへの怒りが、民主党政権を選択させました。
しかし、いつの間にか消費税増税に、社会保障は負担は引き上げる一方、給付は切り下げる、原子力発電は結局継続されそうな流れに。
  それだけでなく、「死の商人」で金儲けはしないという国是だったはずなのに、武器輸出3原則はいつの間にかなし崩しになり、原発のアジア各国への輸出を推進したり、自民党政権でも手を出さなかったことまでやり始める。
  これでは、漫画好きだけど漢字は読めないなどと揶揄されましたが麻生太郎総理の方が、小泉路線に異を唱え、市場原理主義の見直しを表明したという点では、まだマシだったのでは?
 
 そうした政治の現状から、いま一番恐いのは、「何ごとも自分で決めたがらないという私たち日本人」が、引っ張っていってくれる強いリーダー(独裁者)を求めること。
 「ヒットラーの前夜」のような風が上方の方からの吹いています。メディアも「小泉劇場」や「どげんかせんといかん知事」で繰り広げた面白半分のヨイショを 「坂本龍馬気取りのヒーロー」にも繰り返しているし、アブナイ、アブナイ!

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      「闘い」終わって日が暮れて。さぁ・・・・


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by Wamploo | 2012-02-13 13:00 | 三宅の風景

島のエネルギーについてテーゲーに考えるノダ

 今朝、「福島第一原発2号機で圧力容器で原因不明の温度上昇続く」という不気味なニュースが流れていました。先月は、「原子炉内の水が8.5トン漏れる」とか「循環注水冷却システムのホースに亀裂 汚染水凍結の恐れ」とか、正月早々には、「福島県の放射性物質の降下量が急上昇」したとかいろいろなニュースが飛び交っています。

  事故からまもなく1年になろうというのに、相変わらずの情報隠蔽体質で本当のところ原発がどうなっているのか、さっぱりわれわれには分からない。
「原子炉が冷温停止状態に達し、事故は収束した」といった昨年12月半ばの野田首相の事故収束宣言は何だったんでしょうか。

  また、この冬は大方の原発が停止(54基中稼働は3基のみ)して、電力供給不足の恐れが伝えられましたが、近年にない厳冬にもかかわらず今のところ昨年夏のような混乱は幸い生じず、何とかピークを乗り越えそうです。
  原発がないと経済も生活もメチャクチャになるという情報は、どこまで正しかったのかしっかり検証する必要があるんでしょうね。
 とはいっても、これまでのようにあっけらかんと、原子力や化石エネルギーを大量消費する経済構造や生活スタイルの見直しを迫られていることには変わりありません。


             ▽     ▽     ▽     ▽     ▽

 そこで、地元三宅島のエネルギーの現状と、今後の「提言」--というのには遠く及ばないテーゲーな思いつきを。

 エネルギーといっても、三宅にはプロパンガスと東京電力の電気、あと自動車用燃料ぐらいしか基本的にありません。プロパンはどちらかといえば、調理や補助暖房手段で、消費エネルギーの大部分は電力が担っています。

 その島の生活の命運を握る発電は、島の最北端の大久保地区にある大久保浜発電所(出力5,500kWの火力発電所)で発電され、都道沿いの基幹幹線を通じて島中に送電されます。
 三宅島噴火時や島の復興のときも、東電関係のみなさんの必死の作業で、このライフラインは維持・復旧されてきました。
 ところがこの発電所には一つ大きな問題があります。その名が示すように「大久保浜」に面し、海とほとんど変わらない高さに設置されていることです。

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   手前の白い施設等が発電所設備。そのすぐ先は集落と大久保浜

  大久保地区は、3.11のときも津波警報で避難指示が出された島でももっとも低地にある集落の一つです。23区でいえば亀戸のような感じ?幸い津波は50Cm程度で、翌日には避難指示は解除されましたが、島全体の電力供給場所としては「いかがなものか」という立地です。
 たぶん円形(円錐)に近い島の形状から(島の外周に沿って津波が分散されたため)、過去大きな津波の記録が見あたらなかったことや、北部は噴火の影響が比較的少なかった歴史等をふまえてのことだとは思いますが?

  とはいえ、現実に千年に一度の大震災が起き、4年以内にマグニチュード7が70%の確率で起こるとメディアで連日取り上げられている首都直下型地震等の対策も必要です。お隣の新島と式根島はもともと一つの島だったのが、18世紀元禄の大地震による大津波によってに分離されなんて信じられないことも起こりうるのですから。

  このままでは災害時に島の電力が失われることから発生する二次災害や発電業務を守る東京電力のみなさんの安全も心配です。(もちろん大久保の集落を津波から守ることも)

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 夜明け前の大久保浜全景  浜は全国でも屈指の水質を誇る三宅の自慢の一つ
     (晴れていれば向こうに神津島・式根島・新島・利島に大島もくっきりと)


で、テーゲーな思いつき提案に戻りますが

  「どこに」はさておき、「どんな」発電方法にするか。三宅島の風土を活かした再生可能エネルギーという面では大きな可能性が!?


        ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

まず火山といえば地熱発電。「日本は温泉はたくさんあるのに、なぜ地熱を使わないの」 という意見が海外からけっこう寄せられているらしいんだけど、マグマを恐れるだけでなく積極的に利用できれば。

波力発電。伊豆小笠原諸島沿岸は、国内でも有数の波浪条件が厳しい地域。波浪(波高・周期)の年平均値は、海が荒れることで知られる日本海側等と比べても、大きいという。大波に発達する10m/sec 以上の風の発生日数が平均約180日間をこえるという「恵まれた条件」も。

風力発電(陸上・海上)。風も伊豆小笠原諸島は、国内でも有数の強風地帯。これも冬季の激しい季節風の日本海側等と比べても年間平均風速が上回っているという。

海流(潮流)発電。海流や潮の満ち引きのエネルギーを利用する発電。黒潮にもご協力いただいて。360度海やしね。

        ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

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       東京電力大久保浜発電所


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  福島第一原子力発電所のメルトダウン以来、「エネルギーの地産地消」という考えが出てきました。またエネルギー源を集中するとイザッというときにリスクが大きいため「分散型エネルギー源」なんちゅうこともいわれます。
 三宅島で「地産地消」の再生可能エネルギーといったら、やっぱり波や風、火山(地熱)が最有力候補。
  噴火・火山ガス、船や欠航など波や風に苦しむだけでなく、それを逆手に取るというか、マイナスをプラスに転じるというか、積極的にその恵み利用しようというのが、まさに「火山の島」「地球とふれあえる島」三宅であり、島との共生ではないかと・・・・。

 もちろん実現にあたっては、コスト、噴火・火山ガスの影響、漁業権、航路、土地、環境、技術開発、法規制などクリアしなくちゃならない様々な問題はあります。
 でも、今のまま大久保浜でのリスクは放置できないし、噴火・火山ガスの影響は火力発電でも同じだし(再生エネルギーで分散させた方がむしろリスクは低減)。
漁業権や環境などはできるだけ影響の少ない立地条件のもとで合意を得る努力するしかありません。
最大の問題は資金・コスト。いまの状況では東電さんが縦に首を振るかどうか?

 政府はどこまで本気か分からなくなってきましたが、それなりの予算を計上して、再生可能エネルギーに取り組まざるの得ないのは確か。一方東京都は臨海部に独自の発電所つくるような計画も。
  「再生可能エネルギー特区」とかなんとか、島中でみんなが知恵を出しあってエネルギー先進自治体になるには絶好の機会。参考にしたい市や町村から視察もそれなりにきて、観光面でもけっこうメリットは大きいと思うんだけどな?

 というテーゲーな思いつきを今朝夢で見たんですけど、この夢をマジ正夢にするとしたらどないしたらエエねん??

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    災害時にここに何かあると通信・医療等にも大きな影響が

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by Wamploo | 2012-02-06 22:40 | まじめに?

ナニコレ珍三景

 新年の1月2日、「船祝い」が三宅島の各漁港で開かれました。
「船祝い」とは、船の上からミカンやお菓子などを撒いて、大漁や航海の安全を祈って行われる三宅島伝統の正月行事。新築工事で棟上げ式に餅や小銭を撒くのと似た感じで、国交省が全国から選んだ  「島の宝100景」 にも選定されています。

  阿古の船祝いの様子は、テレビ朝日「ナニコレ珍百景」という番組が取材にきたというので、1月18日の番組をチェックしました。
 雑用を片付けながら、音声に注意していたのですが、もしかすると見逃したのか、次週以降なのか、放送を確認できず?? 
  もっとも、「船祝い」とカブるような鹿児島の伝統行事で、 41歳の男性が厄払いのため自腹で41万円もの大金をばらまく大盤振る舞いとうのはありました。<みかんとお菓子> VS <現金41万円>では、やっぱりキャッシュの方をインパクトが強いので、今回はこちらを取り上げたということかも?

 その代わりでもないんですが、Wamplooが『三宅島中から発掘した、誰もが驚く(たらいい)画像から、思わず笑ってしまう(たらいい)画像まで続々紹介(できたらいい)』することに。

◎幻の海中道路
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  三池港の北側の浜辺にある不思議な標識。
年1回大潮の干潮時に海中から姿を現す沖縄県宮古島の八重干瀬(やえびし)のように、運が良ければサタドー岬に繋がる謎の海中道路が見られるのかも?(正直者だけが見られるという説も)

◇トリケラトプスの化石
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のようにも見えないこともない火山ガスで立ち枯れた樹木


◇首を落とされた謎の地蔵
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 幕末に武蔵国小金井から三宅島に流された小金井小次郎が首を切り落としたと伝えられる地蔵。近くには、慢性的な水不足に困っていた島民のために小次郎がつくったといわれる「小次郎井戸」もあります。(三宅村伊豆)


◇緑の郵便ポスト
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 アイルランドや中国の郵便ポストは緑色らしいのですが、これはおそらく日本で唯一の緑のポスト。坪田の火山ガス高濃度地区に長年置かれたため、ガスの影響で腐食した模様。


◇道路に落ちていたフクロウの置物
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 ピンぼけなので、撮り直そうと準備をしていたら飛び立ってしまいましたが、本物のフクロウがなぜか車道に。「ホッホー、ホッホー」という鳴き声はときたま聞きますが、その姿を見たのはこのときだけ。


◇高さ40センチの大鳥居
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  三宅観光では定番の2000年噴火時の泥流で埋まってしまった椎取神社の鳥居。
噴火前はこれより3mくらいは下に地面があったことに。新しい鳥居は奥に再建されています。

◎うまかぁ、亀の手
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 はじめて見たとき本物の亀の手だと思いましたが、分類学上は<甲殻上綱顎脚フジツボ亜綱完胸目ミョウガガイ科カメノテ>だそうで、要はフジツボの仲間。海辺のその辺の岩等にくっついています。 スペイン料理では『ベルセベ』という高級食材 とのこと。さっぱりとした珍味で、島では味噌汁や塩ゆでで食べます。

◇異次元への入り口
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 三宅島一周道路の伊ヶ谷~伊豆の間にある不思議なバイパス道路?といっても、行き止まりだし、つなげてもかえって運転しづらい形状。もしかしたら異次元への入り口とかいま流行のパワースポットなのかも?

◇サウス・ブロンクスではなく
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 坪田高濃度地区で噴火や火山ガスの影響で朽ち果てた建物。一周道路沿いにありますが、所有権の問題で片付けられないらしい。観光客も目を見張る場所の一つですが、坪田の復旧のためにも一日も早い撤去を。
 ※ 「祝 全島居住制限解除」 参照

◇草原で「24時間ジャンケンマラソン」に挑戦するオジサン
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 なんていったら怒られてしまう三宅島が生んだ有名な政治家、浅沼稲次郎の銅像。
詳しくは 「波乱バンジョーの人生」 をご参照ください。

◎庭でウシを放牧している家
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  ここも定番中の定番となっている観光地、牛乳煎餅を製造販売している岡太楼本舗のディスプレイ。以前雄山にあった村営牧場は、噴火で壊滅し、いま島のウシはここと農林水産センター入口ののブロンズのウシだけ。

★このほか1983年(S58)の噴火で、溶岩流が校舎に阻まれ止まった阿古小・中学校溶岩埋没跡や同じく溶岩に埋まっている自動車など火山の島三宅でしか見られない観光名所の「珍百景」もありますが、それはまたの機会に


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by Wamploo | 2012-01-22 20:56 | 三宅の風景

あけおめ ことよろ (^_^)

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           除夜の鐘を聴きながら今年初めのブログ

旧年中御厚情賜 厚御礼申上候
本年格別御愛顧賜願候
皆様御多幸祈申候
Bye for now.

昨年末お約束のとおり、思い切り短くシンプルに新年のご挨拶申し上げます。


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     三宅島に飛来したチュウサギ


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島から渡り、恋人たちに化身したチュウサギ。だったらファンタジーなんですけどね。



p.s.

 これだけじゃ寂しい!?
 エセ中国語か インチキ漢文みたいだし。

で、ご要望にお応えしてちょっぴり追記

  2012年の三宅はどうなるか分かりませんが、連休が最も少ない年回り。観光面ではちょっと心配です。
  まず、いきなり大晦日と元日が土日で、2月・4月の祝日も土日と被り、GWのこどもの日と9月の秋分の日、11月の文化の日と12月の天皇誕生日も土日と被る。28年に1回の休日が少ないカレンダー。働く立場でも損した気分。

  もちろん島だけの問題ではありませんが、三宅の観光関係者のこれまでとは違った独自のクリエイティブな工夫で乗り切っていって欲しいと思います。なんて上から目線でいうのも何だけど、観光は三宅の最重要産業ですからなんとかがんばっていただきましょう。
  もっとも、そうした努力を無駄にしないよう島と「内地」のアクセス問題の改善が肝心かなめなんですけど。ANAの空路廃止なんてとんでもないし(最近全然飛んでもないし)、東海汽船は運賃とホスピタリティーの抜本的改善に努めてくれないと。

  それから、個人的には、東北の被災者や福島原子力発電所事故の被害者へのボランティア活動になんとか都合をつけて加われればと思っています。
  特に福島の人々は故郷からバラバラに離れて暮らさざるを得ない状況にあります。東電や政府が『冷温停止』『原発収束宣言』をだして、一区切りついたような雰囲気も産み出されつつありますが、根本的問題は何も解決しておらず、数十年単位の息の長い応援が欠かせません。 

ただ、しっかりと系統的・組織的にボランティアの斡旋をしている団体のHPを見ると、数週間前に事前説明会に参加することが条件となっています。当然だとは思いますが、三宅のような離島からの参加は、経済的問題はさておいても、それだけの時間をつくるのが難しいので、そこが大きなネックではあります。


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      新鼻新山

というようなことで、今年もよろしくお願いします。


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by Wamploo | 2012-01-01 01:01 | Other

一緒に頑張りたいランド

「あなた、三丁目の平さんのお宅、おとといの集中豪雨で床上浸水らしいわ」
「えっ、平さんって俺と同郷の富也くん?」
「床上か。忙しい年末に向けて、彼のところに仕事応援頼んだんだけど、大丈夫だろうな」
「協会の地区役員の仕事もこっちに回ってくると困るな」
「うちの長政と同級生のアユちゃんの洋服も教科書も浸水で使えなくなっちゃったんですって」
「彼には仕事を頼むこともあるんで、資材購入のつなぎ資金も貸してんだよ」
「あら、大丈夫かしら」
「この間の麻雀の負け分も貰ってないし」
「あなた、麻雀って」
「いや先週の町会役員会のあと、彼がやろうやろうってしつこいもんだから・・・」
            ~~~~~~~~~~~~~

こんな自分のことだけのご近所や仕事仲間だったらサイテー!
でも、いまも被害が拡大しているタイの洪水をめぐる日本のマスメディアのエコノミック・アニマルティックな報道は、こんなご近所とあんまし変わんない。

「トヨタの工場が浸水し部品の供給に・・・」「キャノンの工場も浸水して今期の決算が・・・」「ホンダ・日産も部品不足から生産を・・・」「ニコン・ソニーは新製品の販売を・・・」「HOYAのレンズを製造しているアユタヤ工場も・・・」って、そこに生きてる人々のことは二の次で、工場をタイに海外移転させた日本企業の心配ばかり。

膨大な内部留保でこうした会社がどうこうはないだろうけど、この景気 のなかでその 影響は心配でしょう 。
でも、東日本大震災や福島第一原発事故のとき、世界で、こんな報道スタンスがメインストリームの国ってあったでしょうか。

「苦しいときの友こそ真の友だ」「ガンバレ、ニッポン。ガンバレ、東北。」「私たちの気持ちは皆、日本の人々とともにある」「国際支援体制を急げ」「国籍や肌の色と関係なく、すべての命に対し惜しまぬ支援を送ることが大事だ」「日本には人間の連帯が今も存在している」「原発作業員は英雄」 「日本のために祈る」・・・・・つい半年前の災害で、世界から励ましをもらったこの国の巨大報道機関。



d0161382_7332894.jpg  日本国内の災害だったら、主要メディアはいくらなんでもこんな報道はしないだろう。
 わが島の2000年の噴火でも 「三宅島の噴火でアシタバの市場価格の高騰が心配されます」「夏のところてんシーズンを前にテングサの品不足が・・・」なんていう報道は当然なかった。

 もちろん3月の大災害・原発事故でも、フクシマから話題を逸らすような「一つになろう日本」など挙国一致キャンペーンを繰り広げたくらいですから。

  国外でも欧米の災害だったら、こんな経済一辺倒の報道ではなく、被災状況や人道的な支援が中心となったはず。そこにアジア蔑視とまではいわないが、市場や生産地として利用するだけの対象としか見てないといわれても仕方がないマスメディアの救いがたい先進国きどりを感じてならない。



  あの菅タービレ総理でさえ「脱原発」に舵を切った(ような)のに、「安全性を世界最高水準に高め」ていくからと、いつの間にかベトナムなどへの原発輸出も推進する方針に変わって、県知事も沖縄の全市町村長もこれ以上の米軍基地はイヤだといっているのに、アメリカの顔色だけ伺って、沖縄に押しつけることしか考えないノダメ総理と「ダメダメ総選挙」でセンターを争えるマスメディアのダメダメぶり。

  「日本には人間の連帯がいまも存在している」ことを示すため、こうなったらアホな報道ばかりしているメディアは、見ない、買わない・取らないことを実行するしかないのかも。(ごく一部のちゃんと現場を取材して報道をしているメディアやジャーナリストを応援することも同時に大切だけど。)


「苦しいときこそ真の友。  大変な災害にあい、いまだ広がる土壌汚染になんの手当てもできないのに”どじょう総理”を標榜するお上にあきれ果てている私たちの気持ちは、同じような境遇にあるタイの人々とともにある」
「一緒にがんばろう、 タイランド!」


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by Wamploo | 2011-10-26 17:18 | Other

木を植えた男

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 この週末は、三宅島植樹ボランティア(第3回、三宅島植林組合およびイオン環境財団主催)に加わり、雄山の山腹に木を植えてきました。
  荒地に無私の心で黙々と木を30年以上植え続けた 「木を植えた男」 の老農夫ブッフィエの万分の一くらいはひたむきに?

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  7合目より上は火山ガスのためまだ凄まじい状況ですが、植林地周辺は、昨年と較べ火山ガスによる枯損木は目立たなくなり、周辺の緑もだいぶ豊かになっていました。
  今年は火山ガスに強いヤブツバキ、ヒサガキ・タブなどに加え大島桜も。数年先の春、雄山の中腹に白い花が花開くことを期待して桜を主に植えてきました。

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 今年は島内外から約100人ずつの延べ200人参加ということでした。
イオン主催の植林は当初から3年間という期限限定で今年が最終年。もう少し続けて欲しいという意見もありました。単なる植林だけでなく、島を知ってもらう意味もあり、確かに3年というのは木の成長等から考えても短い過ぎるかなと思います。
  しかし、東日本大震災と津波で大きな被害を受けた東北地方の海沿いの防潮・防風林の回復も切実な問題です。限られた資金や資材の中で実施するとすれば、枯れても枯れてもひたむきにドングリの種を植え続けたブッフィエのように、三宅は自らの手で緑を取り戻していく転機とせざるを得ないかなとも思います。
とりあえず、来年からはイオンのイメージキャラクターを務めている 武井咲ちゃん でも開会式に派遣してくれれば、なんてチョー贅沢過ぎ!?


★朝船で着いてほとんど仮眠するまもなく作業して頂いた島外のみなさん本当にありがとうございました。



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p.s.

S・A・Y・O・N・A・R・A 柳ジョージ

 先週、「柳ジョージ&レイニーウッド」のヴォーカリストだった柳ジョージが急に旅立ったという訃報がありました。
ブルースの専門誌にコラムを書いていた会社の友人の影響か音楽番組で聞き惚れたか、ファンになった経緯は覚えていないのですが、数少ない大人の歌をうたう歌い手でした。
  米軍の街でもあった横浜に生まれ、アメリカへの憧れと、その反面、「FENCEの向うのアメリカ」のように鬱屈した心情を表した戦後の日本人を象徴するような曲を渋くうたうヴォーカル。(もっともそんな時代はまったく知らず、 レイニーウッドが解散してからだいぶ年数が経ったソロシンガーの時代にその歌声に出会ったので、底の浅い理解ですが。)
「帰らぬ人」を歌った曲も多かったのですが、彼自身がこんなに早くそうなってしまったのは本当に悲しい。
 ありがとう!柳ジョージ   安らかに



 遺言 (歌:柳ジョージ&レイニーウッド 作詞:トシ・スミカワ 作曲:上綱克彦)

  俺がいつか死んだなら
  亡骸を小さな船に乗せて
  生まれたこの街の港から沖に流してくれ

  Bay Bridgeの上から
  流れ星が見えたら Call me again
  俺の名前思い切り 叫んでくれよ 大声で

      略

  風の凪いだ夜に
  街の小さな空を雲が
  流れたら俺の為に歌ってくれ
  Vagabond Lullaby

by Wamploo | 2011-10-17 23:44 | 三宅の風景

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ 」


 三宅の試練を被災地の復興に

 4月1日、三宅島で唯一居住禁止区域だった三池・沖ヶ平地区の居住制限が解除されました。

 生まれ育ったところで、顔なじみの人々とまた暮らしたいという気持ちで、この日を待ち望んでいた同地区の人々。
 一定の条件はつくものの、これで全島の集落に島民が戻れることに。
ただし、商店や民宿などの営業はできず、生活の糧を確保することも買い物も難しい状況。また、全島避難から11年間ほとんど家がメンテナンスできないかったため、荒廃した家も多く、暮らしていくことは容易ではありません。

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                          2011年4月1日朝日新聞朝刊

 また、10年余という期間はあまりに長く、避難先で生活基盤を作り上げた人たちも相当の人数に。避難中に高齢化が進んだこともあり、それをまたリセットして、もう一度島でゼロから再出発することは容易ではなく、帰島を諦めざるをえない島民もいます。
                            

                     ♯    ♯    ♯  

 今回の東日本大震災や津波、福島第一原発の事故では、集落そのものがなくなってしまった地域も少なくなく、その集落の再建は容易ではありません。特に今後の津波対策や原発事故の影響を考えると、いつ・どこに・どのように集落をつくり直すのか簡単に答えはでません。

 近年これほど集落が消失したことはありませんが、全住民が避難するという事態となったのが、25年近く前の三原山噴火による伊豆大島と11年前の三宅島の噴火による全島避難。
 大島は1ヶ月ほどで帰島できましたが、三宅島は島民の帰島開始が5年後で、全島帰島が可能となったのが先週末のことです。

 噴火と、津波や人災である原子力災害では、被害の状況や復興への考え方も異なります。また、三宅島でも島民が各地にばらばらに避難せざるをえなかった点など問題点も少なくありません。しかし、長期に渡る三宅島の全島避難と復興の試練は、被災した東北地方や原発周辺地域の生活再建や復興でも、リーディングケースとなるものだと思います。

  今回の被災では、被災者の方はまだとても復興を考えられる状況にはありません。しかも、津波や原発事故での被災者救援すら後手後手となっています。場当たり的な対応に終始している政府等には、三宅でのそうした課題や反省点、帰島に当たっての困難なども含め、島の人たちのこの10年の実体験を貴重な事例として、被災した住民の意見や要望も十分に踏まえて、復興の準備もしっかりしていって欲しいと思います。

 村や、シャイだけど実は面倒見のいい人が多い島の人たちは、噴火の際全国から受けた支援のお返しに被災地復興のために精一杯力をかしたいと思っているはず。


                     ♯    ♯    ♯  


 「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」ということをビジネスセミナーなどでもよく聞きます。
賢者は先人(他人)の経験・失敗=歴史から学び、同じ失敗を繰り返さないようにするが、愚者は自分が失敗して初めて失敗の原因に気付くので、経験がない事態には対応できないという趣旨だったと思います。

 東北地方を襲った貞観津波の歴史やアメリカでは30年前から原発の全電源が喪失してしまう事態を想定している事実に目をつぶり、経産省や原子力員会や保安院、東電、専門家といわれる学者たちなど「原子力村」の人々が、「安全設計をしているから電源喪失など考えられない」などと言い続けてきたことが、今回の事故に繋がったということもいわれています。

 またワシントンポストからは、「唯一の被爆国なのに、原爆の何千、何万発分にも相当する核物質を原子炉に保有しているのに危機管理ができていなかった」とも書かれています。

 歴史どころか東海村の事故をはじめとする自分たちの経験からすら学ばなかった日本の「原子力村」の人々や歴代自民党や民主党の政府。これらの人々が「愚者」では、人々の命が失われることが明らかになった今回の被災。被災者救援や被災地の復興では「賢者」なってもらわなければ困ります。

千年に一度の津波は想定外でも仕方がないという論調もありますが、木走正水氏はそのブログでやはり「賢者は・・」の視点から「原発が連動型大地震に遭遇するリスクは、原発の使用年数および廃炉処理完了までの期間を約50年とすれば、時間単位で単純に考えても発生確率は50/1000、つまり5%と無視できないリスクであり、しかも貞観地震から1100年の時間が経過していることとあわせて考えればいつ発生してもおかしくない状況ともいえたわけです」と述べています。



★三宅島全島民避難と復興の歴史

 ◎三宅村ホームページ 2000年噴火時の災害記録

 ◎情報環境フォーラムの2000年6月~2004年9月までの三宅島の災害記録

 ◎婦団連研究員の三宅島噴火災害レポート

 ◎噴火の際、通信網を守ったNTT社員等の記録


  ★関連ブログ
    祝 全島居住制限解除




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  ★Books


楽天ブックス: 三宅島噴火始末記 - 帰島5年間の記録 - 村榮 : 本


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楽天ブックス: 2000年三宅島噴火・避難 - 子供たちの記録 - 松尾駿一 : 本





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楽天ブックス: 三宅島噴火避難のいばら道 - あれから4年の記録 - 村榮 : 本












この1週間の島の風景

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 3月31日(木)の伊ヶ谷港。年度末は、会社の先輩や学校の先生、東京都(三宅支庁・保健所など)の職員、三宅警察署、NTT社員などのみなさんの離任で紙テープの嵐。島の復興のために力を尽くしたみなさんありがとうございました。

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お世話になりました。またお会いしましょう!


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錆ヶ浜の海ではカモメたちも見送りに?港周辺を飛び交ってましたが、この日船は伊ヶ谷港から

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森ではコキクガシラコウモリも?
身近に飛ぶコウモリを初めて見ました

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チョウチョのような飛び方で、最初まさかコウモリとは・・

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羽子板の羽根のような謎の種子も

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はちじょうきぶし(八丈木五倍子)の花。
木五倍子にどうルビをふるのでしょうか?
よく暖簾のようだといわれますが、下から眺めると風にゆらめくモービル。
いま23区では新宿御苑の新宿門を入って直ぐのところに咲いているはず?

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春になり、枯損木より目立ってきたヤシャブシ(夜叉五倍子)の新緑。火山ガスに強く、溶岩原を林に変えていく先行植物の一つ。アレルゲン性も指摘されるが、島の緑を復興させる縁の下の力持ち。


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これも初めて見た白ツバキ

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 島中あちこちの日陰地で見るスミレのような可憐な花。高さ10~15㎝くらい。
葉っぱは ♡ ♡ ♡ 






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by Wamploo | 2011-04-06 18:50 | 三宅の風景



噴火から10年、帰島から5年、火山ガス「噴出ヤメッ!」とは、なかなかならない三宅島に、元気を取り戻してもらえるように、写真を中心に、テキト~に文章まき散らし、テキトーに規則正しく綴っていければと・・・
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