三宅島 元気ハツラツぅ?

<   2011年 11月 ( 5 )   > この月の画像一覧

師走だっちゅ-の

d0161382_20304637.jpg

  前回のブログの出だしで、立川志の輔師匠のパクリネタを書いていて思い出したのだが、あさっての木曜日12月1日は「新語・流行語大賞」発表の日。
師匠は、いつも暮れの高座のマクラで、その年の「大賞」に触れ、おちょくるのが恒例となっている。

d0161382_202476.jpg  少し古いが、98年はパイレーツの「だっちゅーの」が大賞を受賞した。しかし、オジサンたちも若者も「オレはもう呑み過ぎだっちゅーの」とか、オネーさんが両腕で胸を挟んで谷間を強調しながら、「巨乳だっちゅーの」なんていってたわけじゃない。

  この年、中年のオジサンたちの誰もが飲み屋で話題にしていたのは「バイアグラ」。医学的発明もさることながら、女性も含め半ば公然と性的不能について話題するなんて、日本の歴史上画期的な事件。

 ではなぜこの年「だちゅーの」が受賞したかといえば、この年ほかの大賞は、田中真紀子の「軍人・凡人・変人」と横浜の佐々木投手の「ハマの大魔神」。この4人を一同に呼ぶのには大変なお金がかかる。

 しかし賞に選べば、超有名人がノーギャラで表彰式に出演してくれる。しかも主催者の自由国民社の「現代用語の基礎知識」をありとあらゆるメディアがタダで宣伝してもらえる。
  どうして「バイアグラ」にしないかといえば、「バイアグラ」を選んでも誰を呼んでいいのか分からない。ファイザー製薬の社長を呼んでもでも、ただ外国人のおじさんがニコニコしているだけで面白くも何ともない。5錠飲んでブッ倒れた江頭2:50を呼ぶわけにもいかない-「世の中、何でも表があれば必ず裏があるんですよ」というのが志の輔師匠の持論。

d0161382_20285641.jpg



 誰がどのような基準で選んだのかまったく分からないが、今年も11月初旬に、次の大賞候補60語が発表された。
(2011といっても中秋までの”流行語”で、その後の「99%」も「TPP」「消費税増税」「独裁」などは候補にすらならない)

         = = = = = = = = = = = = = = =
あげぽよ/あとは流れで/アフター4/安全神話/一定のメド/エダる/エンディングノート/おかわり君/推しメン/お嬢様の目は節穴でございますか/おねえキャラ/瓦礫/がんばろう日本/絆/帰宅難民/君、きゃわゆいネェ/計画停電/原子力ムラ/こだまでしょうか/災後/再生可能エネルギー/3.11/シーベルト/自粛/ジャスミン革命/除染/スマホ/節電/ゼロではない/想定外/ソーシャルメディア/タイガーマスク/ただちに/脱原発/建屋/タブレット/地デジ難民/超円高/津波てんでんこ/東北魂/年の差婚/どじょう内閣/トモダチ作戦/どや顔/内部被曝/なでしこジャパン/ノーサイド/美ジョガー/風評被害/フクシマ50/復興/平成の開国/放射線量/ホットスポット/ぽぽぽぽーん/満身の怒り/マルマル、モリモリ/見せましょう野球の底力を/メルトダウン/ラブ注入 
        = = = = = = = = = = = = = = =



 見てすぐ気づくことは、3.11と福島第一原子力発電所事故に関わるものが、非常に多い。少なくとも24語はある。
  過去の状況では、大賞に選ばれるのは1~3語。
このなかで、原発事故関係はまずない、はず? 志の輔理論に基づくと、だいたい誰を呼んでいいのか分からない。

  「安全神話」「原子力ムラ」「想定外」「メルトダウン」などで呼ぶとすれば、東電の勝俣会長や清水元社長、原子力発電を導入・推進してきた中曽根さんをはじめとする歴代総理、寺坂保安院長や西山審議官、斑目原子力安全委員会委員長をはじめとする東大の先生たち。受賞候補者数は二十指にも余るが、呼んでも誰も来ないことはあきらか。

  「脱原発」で菅前総理というのも、事故対策はまったく後手後手で、情報も「安全だ。安全だ」というだけで逆に被害を拡大させた「実績」。さらに辞めたあとは、脱原発の先頭に立つとか、被災地や事故現場巡りをするのかと思ったら、四国でお遍路巡り再開という政治的センスのなさからありえないでしょう。


      というような消去法でいくと、今年の大賞は

◎マルマル、モリモリ(芦田愛菜・鈴木福)・・・震災・原発事故、TPPと暗い世相でこの子たちの笑顔はホッとさせてくれた存在。でも、テレビに出まくりだった「子ども店長」をあっという間に見かけなくなったように、愛菜ちゃんも使い捨てにされないか心配という声も。

◎なでしこジャパン(沢穂希・佐々木監督ほか多数)・・・Wカップ優勝後、TVに連日出演で踊らされていたが、はしゃぎすぎて、スキャンダル等でハシゴを外すのも得意なメディアの餌食になりませんように

3.11(東北のどこかの市町村長)・・・とてもこんなチャラチャラした場所に出てくる余裕はないだろうが、TPPや増税に夢中で、復興や原発事故対策は二の次の政府に「いい加減にせい!」と訴えるにはいい舞台かも?

※満身の怒り(児玉龍彦東大教授)・・・基本的に原発関係はないと思うのだが、この人の国会での怒りの発言は多くの人の共感を生んだので

                ( )内は予想される受賞者


-2011トップテンの予想-
d0161382_2114248.jpg

▲おねえキャラ(マツコ・デラックス)... 話しのおもしろさからこの業界では断然この人でしょ!   ▲東北魂 or(&) 復興(陸前高田市長 or 南三陸町長)・・・会場に来る余裕ないと思うけど   ▲脱原発(孫正義 or 菅直人(辞退?)、山本太郎)   ▲がんばろう日本 or(&) 絆(?) ・・・無償で支援に取り組んだ人も、商売で取り組んだ人も多すぎて誰を?    △スマホ(孫正義)    ▲推しメン(AKB48 or 山里亮太)・・・苦手分野。よく分からないけど    △再生可能エネルギー (孫正義 or 鎌仲ひとみ、小林武史&櫻井和寿)    ▲津波てんでんこ(釜石東中学校代表or 新日本出版社社長)    △アフター4(ワタミかどこか居酒屋チェーンの社長)    ▲年の差婚(ほしのあき or 堺正章、加藤茶)    △どや顔(松本人志 or 後藤輝基、丹下段平)   △ラブ注入(楽しんご)   △ 美ジョガー(「FRaU」編集長 or 道端ジェシカ、三宅島レディース・ラン優勝者)   


 流行語大賞になると、そのフレーズにあたかもみんな馴染んでいたような錯覚に陥らさせられる。しかし、去年の大賞「ゲゲゲの」だって、実際に会話で使ったことあります?われわれ市井の人間の言葉ではなく、テレビで流されたり、雑誌に取り上げられたフレーズのランキングなんですよね。
 そうした意味では、相手の手の内に乗るような予想もどうかと思うんですけど・・・・


番外で
×1億総貧困化  ×非正規労働者はジャンクフードを食え ×野田ダメ菅ヘタービレ 

×ノーといえるANA撤退通告(羽田-三宅路線)   

×同情するなら船(ジェットフォイール)くれ   

聞いたことない?いつ、どこの流行語だって?  ガチョ~ンだっちゅ-の!


★週末の三宅島

d0161382_17553450.jpg

  尾根に雪が降り積もった富士山がくっきり見えた夕焼けの頃

d0161382_2043723.jpg

  落葉樹の葉も日ごとに色濃くなってきました。

d0161382_20433225.jpg
    
散歩中あちこちで見かける美しい紫の実が鈴なりになったオオムラサキシキブ(大紫式部)
花言葉は聡明・上品・愛され上手。いないですね、最近。なにが?



にほんブログ村 地域生活(街) その他ブログ 離島情報へ
にほんブログ村  離島情報 ポッチとクリック 全国の島々のみなさんのブログも

にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 伊豆諸島・小笠原諸島情報へ
にほんブログ村 伊豆諸島・小笠原諸島情報
  ポッチとクリック ほかの島々のみなさんのブログも

by Wamploo | 2011-11-29 21:28 | Other

ヴォーヴォーキョウフーン


d0161382_11223490.jpg

                    錆ヶ浜港


 めちゃくちゃ風の強い1週間でした。
  先週末19日の土曜日に低気圧通過に伴い、午後から風が強まり、瞬間最大風速25.7mと気象庁の  風力階級  でいうと、台風(12)・暴風(11)に次ぐランク10の「全強風」の風が。 お陰でこの日の東海汽船竹芝発の下り便と翌20日の上り便は欠航となりました。倉庫にしまってあって、「はい、どうぞぉ」というわけにはいかないので、下り便が来なければ、上り便もないのは当たり前ですが(立川志の輔師匠のマクラのパクリでした)。

  その後も20日(日)・21日(月)・24日(木)・25日(金)と最大瞬間風速20mを超える日が続きました。東京観測所(千代田区)でも19日は18.2m(ランク8=疾強風)でしたが、あとは10m近辺。やっぱり島風はスゴイ(自慢?)。

 三宅では、木曜日は26.8mを記録し、波もあったため船は欠航の心配もありましたが、下り便 1時間繰り上げで出て行きました。これから年末に向け30m近い風が吹く日もあることを考えると、まだ食欲の秋なのにご飯が3・4杯しか喉を通りません。


d0161382_11271339.jpg

       週末に向かうにつれ、天候も落ち着きつつあります

d0161382_1127474.jpg

                 島の西側の錆ヶ浜

d0161382_11282694.jpg

  海辺を見つめていたチョッピリ青みを含んだグレーのリチャード・ギアのような?美しい毛並みをした鳥。 「オッ、絶滅危惧種のウチヤマセンニュウか」と思いましたが、日本では夏鳥で、晩秋のこの時期はガンジス川でバタフライか、東南アジア辺りの森で温々しているはず(クソ~)。色味もちょっと異なるようです。 食べられない鳥の名前はどうも分かりません。

d0161382_1129679.jpg

  島の東南の三池港付近は比較的波も小さく、ここのところ定期船の入港は専らこの港が使われています。

d0161382_12381548.jpg

                                     Click
                 北部の大久保浜からは久々の富士山のご尊顔も

d0161382_1803727.jpg



d0161382_11295675.jpg

                 海沿いには強風に耐えてイソギクの花

d0161382_11301591.jpg

                 山道や集落沿いにも黄色いツワブキの花


自然

にほんブログ村 地域生活(街) その他ブログ 離島情報へ
にほんブログ村  離島情報 ポッチとクリック 全国の島々のみなさんのブログも

にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 伊豆諸島・小笠原諸島情報へ
にほんブログ村 伊豆諸島・小笠原諸島情報
  ポッチとクリック ほかの島々のみなさんのブログも




by Wamploo | 2011-11-26 11:43 | 三宅の風景

アキサミヨー

d0161382_20173817.jpg


 今週の天気予報は、概ね連日曇りでしたが、1ヶ月遅れの秋雨?という感じの大雨続き。出かけてる最中に土砂降りにあったこともたびたびあり、「アキサミヨー(「なんてこったい」「あれまあ」「驚いた」「Oh!my God!」といった意味の沖縄方言)」な天気の1週間でした。

 なぜか報道されませんでしたが、先週11月2日、奄美大島南部(奄美市・瀬戸内町)では、143.5㎜という1時間雨量としては国内観測史上9番目という記録的集中豪雨があり、大きな被害が出たようです。幸い三宅島は今週長雨でしたが、1時間あたり最高15㎜で被害も特段ありませんでした。

     瀬戸内町では豪雨災害義援金を募っています  


先週の天候は、雨続きでこんな感じ
                 注)11/5~11/11の各日のデータを単純平均
d0161382_23274919.jpg


  「平均気温や平均湿度をさらに平均するというのは、おかしいんでないの」のお叱りはあると思いますが、島と「内地」の天気の違いをイメージするのには差し支えないはず。膨大な観測データをスーパーコンピュータで処理しても、こんな大雨続きではなく、連日曇りと予報していたアキサミヨーな某気象庁もあるんですから。


d0161382_2328851.png

                               Click

  違いが大きいのは、降水量と風、それとグラフからは省きましたが湿度。
雨のもとになる水蒸気は島の周りにいくらでもあるので、平均年間降水量でも三宅島は約2倍(東京:1528.8mm VS 三宅島:2953.6mm)。年間平均風速も1.6倍(東京:3.3m/s VS 三宅島:5.3m/s)。同じく湿度は1.2倍(東京:62% VS 三宅島:75%)。

  データからも、雨が多く、湿度も高くて、風も強いという厳しい気候といえます。しかし、豊富な雨や高い湿度が島特有の豊かな緑を育てます。風も、うん?風はもう少し弱くしてもらった方がいいかな!これから東京では湿度が50%程度になり、お肌には大敵な季節を迎えますが、三宅島は65%前後に。美肌に気をつかっている方はぜひ三宅島へ!?

  年間平均気温は、東京:16.3度 VS 三宅島:17.7度と大きな差はありませんが、違うのが最低気温。「東京」はヒートアイランド現象で熱くなっているとはいわれますが、12月から2月の平均最低気温は、それぞれ5.1度、2.5度、2.1度。三宅は、9.4度、7.0度、6.6度。積雪も平均9.7日に対して、三宅島では雄山山頂付近はともかく、集落に雪が降ることは数年に一度あるかないか。今年の冬も原子力発電所事故に伴う節電で寒さに震えながら働き、生活する「内地」のみなさん、気温の変動が少なく温暖な伊豆諸島へGo!


d0161382_2020924.jpg

  寒い季節に向かっていますが、いまアシタバの花(散形花序)が、元気に咲いています。
アシタバの名前の由来は、「今日葉を摘んでも明日にはすぐ芽が出る」といわれます。でも、「ジャックと豆の木」じゃあるまし、いくら何でも。9月末に摘んで観察してみましたが、1~2週間はかかるようです。
  アシタバは、ビタミン類・ミネラル分が豊富で、食物繊維を豊富に含み、抗菌、抗酸化作用をもつポリフェノールの一種を含んでいるらしい。「内地」のスーパー(西友等)にも出荷しているのでぜひ!
 

d0161382_2056987.jpg

  三宅ハート会が「都内」スーパーに出荷しているアシタバ


◆おまけ
  今週のニュースでは、巨人の清武代表がなべつねサンの球団私物化を告発したという記事にはビックリ!読売グループ全体から見れば、大佐クラスが、グループだけでなくメディアの「将軍様」に噛みついたんですから。
  渡辺会長や巨人の逆鱗に触れ、取材拒否や日テレ等読売Gからの仕事を失ったりしないように、清武代表に対し「自爆テロ」とか「高圧的だった」「横暴・傲慢」「2年連続V逸の元凶」などの批判を加えているスポーツメディアやジャーナリストが多いけど、だったらもっと前に言えよ!
  それでなくても近年「黄昏のスポーツ」への道を歩んでいるというプロ野球界。ファンよりもオーナーと呼ばれる親会社の社長等の意向が大切にされる前近代性を コンプライアント清武さんの背水の陣を一つのきっかけとして克服していかなければ、その未来はないと思う。
  それから、いま国民ではなく、米大統領に忠誠を尽くすTPPの茶番劇を演じているこの国のトップたちには、清武さんの爪のあかを!


★来週は、「秋、寒みーよ~」も本格化するとの予報。みなさん風邪にご用心!


にほんブログ村 地域生活(街) その他ブログ 離島情報へ
にほんブログ村  ポッチとクリック 全国の島々のみなさんのブログも

にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 伊豆諸島・小笠原諸島情報へ
にほんブログ村   ポッチとクリック ほかの島々のみなさんのブログも
by Wamploo | 2011-11-12 20:14 | 三宅の風景

異論! 反論! OBJECTION?

月日の経つのは驚くほど早いもので、筑紫哲也さんが亡くなって今日で3年。

 正直言って、『朝日ジャーナル』の編集長時代、40代の筑紫さんは、先鋭的なことを言うちょっと”チャラい”ジャーナリストという感じで、あまり好きではなかった。
  平成の時代に入いっても、どちらかといえば子どもの頃からラジオで聴いていた久米さんの『ニュースステーション』の方が贔屓だった。それが『NEWS23』の筑紫哲也にシフトしていったのは、いつの頃からだったか覚えていない。だが、後年たまたま間近で話しを伺う機会が何回かあって、ジャーナリストとしてはもちろん、その多面的な人間的魅力に引きつけられた。

d0161382_12525191.jpg  いま彼が生きていれば、阪神大震災のときと同じように、3.11にはすぐ宮城や福島に駆けつけ、現場から中継したであろう。また「一つになろう、日本」なんていう原発事故をなかったことにするようなキャンペーンではなく、  「多事争論」  を巻き起こしていたのではと思うと残念でならない。
 筑紫さんに続くと思われるジャーナリストは、鳥越俊太郎、長野智子、金平茂紀、国谷裕子氏などいないわけではないが、その多くは巨大メディアのなかで、どちらかといえば冷遇されている。

d0161382_17545249.jpg

Click

 福島第一原子力発電所の事故報道でも、原発の安全神話が「ずっとウソだった」ことが分かっているのに、事故後もずっと「ただちに健康に影響ない」や「風評被害防止」をいう政府と専門家だという原子力村の学者たちの見解をそのまま流すだけ。その後、原発から20kmとか30kmどころか、東京周辺等でもホットスポット見つかり、内部被曝の心配や土壌汚染対策に莫大な経費がかかることが明らかになった。
 事故前の「メディアとスポンサーの電力会社の癒着」構造が、事故後も基本的に変わっていないことが、国民の命にも影響を及ぼす事態を生んでいることへの反省は、主要メディアから出てこない。

d0161382_1756087.jpg


 筑紫さんは、TBSがオウムに坂本弁護士へのインタビューテープを見せたことが坂本一家殺人事件に繋がった事件で、「報道機関が存立の最大のベースは、信頼性です。その意味で、TBSは今日、死んだに等しいと思います。」
「過ちを犯したということもさることながら、その過ちに対して、どこまで真っ正面から対応できるか、その点でもTBSは過ちを犯したと私は思います。そして、これからやるべき事はいっぱい残っていおり、自分たちがどういう事を考え、何をやっているのかという事を、もう少し公開すると言いますか、きちんと説明するということも一つの勤めだろうと思います。」と述べた。
しかし、いまこんなに率直に自分たちの過ちを謝罪するジャーナリストはいるでしょうか。


                      ☆  ☆  ☆

  信頼できないといっても、現代の情報社会、ジャーナリズムが確立されていないこの国でもメディアの情報に私たちは頼らざるを得ない。では、メディアに流されない能力=メディアリテラシーを少しでも向上させるためには、どうしたらよいのでしょうか。

d0161382_17574149.jpg


  筑紫さんはこのことに関する「論」として、「知の三角形」ということを述べている。
情報社会の洪水におぼれないためには、私たちが日々メディアから摂取している情報=Information(I)と自ら向上させる知識=Knowledge(K)、知恵=Wisdom(W)の三つが形作る「知の三角形」をバランスよくしていくことだという。

 私たちはTV等を通じたIの摂取ばかり多く、それを判断するためのKの摂取が少ない。最終的に判断・理解するWはもっと少ない。この三角形のバランスの取れたものにするために、まずKを増やさなければならない。そのためには、物事に対して好奇心と探求心を持って、少しずつ知識を増やしていくこと。それが一定の段階でW=知恵の増大に繋がるというのだが・・・。

 まあそうなんでしょうけど、面白くもないテレビのスイッチを入れ、今夜も1杯飲むということが習慣づいてしまった身には苦行のようにも感じる。しかし、そのむかし難しい計算が解けたときの感動でも思い出して、少しは、「血」じゃなくて、「遅」・「恥」でも、「もちろん痴」でもなくて、「知」を増やす努力もしましょうかね?

d0161382_175813100.gif




2008年3月28日(金)News23  筑紫哲也の最後の「多事争論」 

          @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

                     ~ 略 ~
 力の強いもの、大きな権力に対する監視の役を果たそうとすること、それから、とかく1つの方向に流れやすいこの国の中で、この傾向はテレビの影響が大きいんですけれども、少数派であることを恐れないこと、多様な意見や立場をなるだけ登場させることで、この社会に自由の気風を保つこと、そいうことが含まれています。

それを実際に、すべてまっとうできたとは言いません。しかし、そういう意志を持つ番組であろうとは努めてまいりました。この18年間、人は変わったんですけど、そのことでは変わりはありません。同じようにこれからも松明は受け継がれていきます。

この18年間の間、どうして番組が生き残れたんだろうかということをこの際、私は改めて考えてみたんですけども、やっぱり1番の理由は、やはりご覧にいただいてるみなさまからの信頼感の支えが大きかったと思います。

どうぞこれからも変わらぬ、変わらずニュース23をよろしくお願いいたします。


          @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

d0161382_12541312.jpg

★ おすすめ
生前の筑紫哲也さんからの最後の活字メッセージ 「若き友人たちへ―筑紫哲也ラスト・メッセージ」
       と
井上陽水・中島みゆき・石川さゆり・Cocco、綾瀬はるか・草なぎ剛・おすぎ・太田光、坂本龍一・大林宣彦・阿川佐和子、梅原猛・姜尚中・寺島実郎・天野祐吉・立花隆、松坂大輔さんらによる筑紫さんの三回忌を前にした追悼集。タイトルはそのままずばりの 「 筑紫哲也 」 (週刊朝日MOOK)



 きょうは、ざっとこんなところです        
    ↑ クリックするとラストメッセージが 
    


にほんブログ村 地域生活(街) その他ブログ 離島情報へ
にほんブログ村  ポッチとクリック 全国の島々のみなさんのブログも

にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 伊豆諸島・小笠原諸島情報へ
にほんブログ村   ポッチとクリック ほかの島々のみなさんのブログも
by Wamploo | 2011-11-07 17:44 | Other

飛び立ちかねつ鳥にしあらねば

どうなってしまう 三宅島

d0161382_2124390.jpg

                           Click the photo


 11月1日付けの「広報みやけ」にはビックリ。
  全日空より村に、三宅~羽田路線を2013年3月末で事実上廃線するとの唐突な通告があったという。
雄山の噴火により休止していた三宅島路線は、2008年4月末に8年ぶりに再開されたばかり。
「みやけ」によれば、現在就航しているボンバルディア社製DHC-8-Q300が製造中止となり、「機材更新が不可能かつ安全の確保が困難である」とのこと。

d0161382_21244778.jpg



  これまで1週間に1・2度飛ぶかなという状況だったのが、今年の夏以後は、「今日も飛ぶの?」と思う日も就航し、これで安定してくれれば、村の観光や産業振興や物流の改善にも大きく寄与してくれると「期待高進」していたのに・・。


 航空機は標準的にどのくらいの期間使えるのか分からないが、JALグループなどに導入されている同じ双発ターボプロップ機のサーブ340(36席)は1999年に生産終了になっているが、まだ使われている。

 また三宅便と同じQ300は、沖縄-奄美、宮古-石垣間など沖縄の島々や奄美諸島を結ぶ琉球エアーコミューター、国土交通省航空局・海上保安庁(2009年導入したばかり)などでも使われているが、こうしたコミューター路線や国の機関の所有機の製造中止に伴う「安全の確保」はどうなるのか。

 ANA自身が、伊丹~高知龍馬空港などで運航しているQ300も撤退させるとすれば、後継機は? 高知は2500m滑走路なので、74席のQ400を導入するのか。

島の生活や産業に決定的影響を及ぼす公共交通機関を廃止しようとするのに、いま大問題となっているTPP問題と同じように、情報開示や説明をきちんとせず、唐突に強行するのであればあまりに一方的。

56席のQ300でなくても、とりあえず長崎と離島間(壱岐・対馬・五島列島)などで使われている39席のQ200なども含め、ANAにはぜひ後継機導入検討を進めて欲しい。


  航空業界の激しい競争のもとで離島の足とか公共交通機関という立場なんか「構っていられない」という経済の仕組みに問題があることも事実。
村は島民・村議会・行政(東京都・三宅村)一体となってこの困難を乗り越えようと表明しているが、排他的経済水域の保全、海洋資源の利用、自然環境の保全等に寄与している日本の島々の振興と航空業界をともに所管する国交省をはじめ、政府にもしっかりと対応を望みたい。

  三宅島は、飛行機の問題では、83年から90年近くまで続いた大型ジェット就航が可能な空港整備と引き替えの米軍NLP(米空母艦載機夜間離着陸訓練)基地建設問題、10年前のYS-11型機引退に伴う三宅便撤退騒ぎ、3年ほど前の再開後は、火山ガスを理由とするあまりに低い就航率など空路では悩ませ続けられてきた。政府には、30年前の復興の足元につけ込むような取引条件付きでなく、『国(村)民の生活が第一』で、離島のアクセス権確保に真剣に取り組んでもらいたい。


d0161382_21283167.jpg

                 今年の夏、最後に見かけたJA801K(元 椿号)

  ANAが持つQ300、5機のうち2001年の初期導入機JA801Kは、以前は機体後部にまっ赤なツバキの花が描かれていた。温かみのあるデザインで 椿号・椿姫 など呼ばれていた(「801K」なんていう記号よりよっぽど良かったのに!)。羽田-大島線や北海道等で使用され、三宅にも飛んでいたが、今年の夏、登録抹消され、デンマークかどこか北欧のリース会社に売却されたらしい。いまはヨーロッパのどこの空を飛んでいるのか?d0161382_021823.jpg
















d0161382_2132457.jpg

いまも飛んでいるJA805K(元 ハマナス号)は2003年4月デビューでもう引退?


d0161382_21465726.jpg

まんなかに駐機しているQ300は、他の機種と較べると本当にミニモニ(古ッ!)という感じ

   
 飛行機という” ライバル”がいなくなると、「旅客船」ではなく、「人等運搬船」ではという厳しい声も聞く東海汽船のホスピタリティーがより低下する心配も。


d0161382_2127503.jpg

みずほ銀行も今月中に三宅島から撤退するらしい。いわゆる「企業の論理」や「資本の論理」というやつなんでしょうが、島の活性化が求められる時期に、唯一の都市銀行で、東京都や三宅村の指定金融機関として恩恵を受けてきた割にあまりにクールな対応。




d0161382_21263291.jpg

世間(よのなか)を憂しとやさしと思へども 飛び立ちかねつ鳥にしあらねば
        (万葉集八九三  山上憶良)

d0161382_21271655.jpg



にほんブログ村 地域生活(街) その他ブログ 離島情報へ
にほんブログ村  ポッチとクリック 全国の島々のみなさんのブログも

にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 伊豆諸島・小笠原諸島情報へ
にほんブログ村   ポッチとクリック ほかの島々のみなさんのブログも
by Wamploo | 2011-11-06 21:20 | まじめに?



噴火から10年、帰島から5年、火山ガス「噴出ヤメッ!」とは、なかなかならない三宅島に、元気を取り戻してもらえるように、写真を中心に、テキト~に文章まき散らし、テキトーに規則正しく綴っていければと・・・
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
記事ランキング
最新の記事
カテゴリ
フォロー中のブログ
以前の記事
外部リンク
タグ
ライフログ
検索
その他のジャンル
Powered By イーココロ!
FX情報サイトの入り口
ファン
ブログジャンル
画像一覧