三宅島 元気ハツラツぅ?

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マツコも仰天!超ド級!三宅島からマル秘ありえへん月間ビックリNews


 最近のテレビの特番だとすればこんなタイトルになるのかな?
もちろん、驚くほど仰天でもマル秘でも超ド級でもない今月個人的に感じたちょっとアレッというできごとのベストエイト。



第8位 テニスの奥深さに気づく

  梅雨はどこへ行ったのかという天気が三宅でも続き、寝苦しい夜の毎日。なんとなくウインブルドンテニスを見てしまった。
d0161382_13244310.jpg   これまでテニスは、パワー(とスタミナ)の勝負だと思っていたのだが、なかなか奥深いことに気づいた。 クルム伊達公子や土居美咲ら日本人選手の戦いぶりにもハラハラドキドキ。そして、打球のスピード・コース・角度・高さ、滞空時間など微妙に変化させ、試合を組み立てていくT・ピロンコワやM・シャラポワのラリーに思わず見入ってしまった。
ああネム~。zzzz・・・    って女子だけ?
  男子はパワーゲームが多く大味。だいたい翌日の仕事に差し支えるし。


第7位 菅さんも総選挙を狙っている

  のかもしれないが、もう一つの「総選挙」も、こんな時にえげつない商売をする背後の大人たちとそれを国民的行事のように取り上げたメディアにあきれまくり。(アイドル自体はお疲れ様!?)
  名前と顔が片手ぐらいは一致する程度の認識しかなかったが、どこのチャンネルを回しても「選挙」「選挙」で、おかげさまで両手ぐらい分かるようになった。

  伊集院光は「アコギな商法」といい、小倉智昭は「金権選挙」といったが、お金を出してくれるスポンサーがどれだけついているかで当落が決まるなんて、リアルすぎしょ。メディアも小沢一郎の資金問題をあれだけ騒ぎ立てていたのに、こんな怪しい”ビジネスモデル”に易々と乗っていく。それに一人でCD何十枚、何百枚も買っても何十倍、何百倍なにかがどうなるわけではない。ただの資源のムダ。テレビ画面の下の方に「良い子のみなさんはまねをしないでください」くらいのテロップは欲しかった。


第6位 世論は脱原発へ

  少し前までは、「反原発」は「ちょっと」というより「かなり」変わった人というイメージが私自身にもあったが、最近はマスメディア以外では「脱原発」がメインストリームに。

いまや脱原発アイドルまで。

 「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」の 制服向上委員会 の歌声はともかく、

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♪忘れないから  原発推進派
 安全だったら  あなたが住めば良い
 みんなに迷惑かけちゃって
 未熟な大人で  はずかしいよネ

 ダッダッダッダッ脱!   原発を!
 ダッダッダッダッダツ   大きな声で
 世界へ向けて叫ぼう    危険な現実を





  14歳のアイドル藤波心(ふじなみこころ)の話題のブログ 『ここっぴーの★へそっぴー』 の冷静で理知的な書きぶりにはともかく度肝を抜かれた。

 「電力もこれと似ていると思う。ただ単に、容量増やせば、良いんじゃない。人間の欲望ははてしないから。」

「これだけの状態になって、それでも、原子力が必要だって言ってる人は、失礼かもしれないけど、ある意味もう、麻薬中毒みたいなもんだと思う。自分がどんどん蝕まれているのにまったく気がつかない・・・。いや、気づいているんだけど、やめられない。やり始めた以上、やめたら、禁断症状でて、もう、後には戻れないwwみたいなww」

  原発推進派の人たちからの批判・中傷も多かったらしく、本人も「ラブ&ピース がんばろう日本!  みたいなことだけ言ってた方が、アイドルとしては活動しやすいのかもしれない。こういうこと書くと、ファン減るかもね。」といってる。
 経済性や快適さを追い求めすぎる私たち大人には、その穢れない純粋さが胸に突き刺さる。


第5位 ドイツ、イタリアが脱原発を選択

   一つの妖怪がヨーロッパにあらわれている、― 「フクシマ・ショック」という妖怪が。

かねてから原発推進政策だったドイツのメルケル首相は、福島第一原発の事故の状況を注意深く分析し、「『フクシマ』は私の原子力に対する見解を変えた」と環境を守るエネルギー政策への転換を表明した。

  またイタリアは国民投票の結果、原発反対が約95%となり、ベルルスコーニ首相は「原発にさよならを言わなければならない」と、代替エネルギー開発に取り組む方針を決めた。

  両政権とも経済優先・原発推進の保守政権だが、国民が意見を表明し、その結果で政治が変わっていく。

   かって日独伊三国軍事同盟を締結して、全世界に戦火を拡大した3カ国。そのなかでも最後まで、一億玉砕を唱え、広島・長崎への原爆攻撃により甚大な惨禍を被った日本。
 いま原発問題では、経済界や経産省などから原発を再開しないと、企業の海外移転が進む・電力不足となる・電力料金が高くなるなどなどの情報がメディアを通じて広げられ、巻き返しが図られている。が、何の反省もなく、このまま原発という国体を護持するようなことはきっぱりと拒否しよう。 「繰り返しません。過ちは」。


第4位 菅ソーリ、ダイジョウブ??

   「菅の顔だけは見たくないという人も結構いるんですよ。国会の中には 、 本当に見たくないのか。本当に見たくないのか。本当に見たくないのか 」
と菅総理がえらくニコニコしながら何回も繰り返していたニュース。
「見たいわけないでしょ!」というほかないハシャギぶりは、ついにイッてしまったのかとショッキングですらあった。

   ともかく当分辞めそうにはない元気っぷり。
でも辞めたらお遍路の続きをやるといっているらしい。が、四国巡礼という発想自体がこの人はなにを考えているのか。東電の(元)役員や保安院や原子力村の学者たちと東北や茨城の被災地を巡るのが「当然でしょ」と思うのだが、被災者の「あんたらの顔は二度と見たくない」という気持ちは分かっているのかも?



第3位 三宅-竹芝間で、高速艇(ジェットフォイル)2週間試験就航

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      東京湾内で見かけた高速艇

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       伊ヶ谷港に停泊中だった高速艇をパチリ


  少し前「帰京」のとき、竹芝へ向かうさるびあ丸から、高速艇らしき船影を発見。どんどんこちらに向かってくるものと思い、シャッターチャンスを待っていたが、彼方の航路をあっという間にはしり過ぎていってしまった。
大型客船とのスピード違いは、ディープインパクトと高知競馬のハルウララくらいあるみたい?

  先週末これに乗って「帰京」する予定だったが、残念ながら海上不良による欠航で一度も乗船することはできなかった。大型客船で6時間半、高速艇は大島等に寄港し約3時間半。この差は「疲労度」に大きな差を生じる。また、この水中翼船に乗船できた知人は揺れはほとんど感じなかったという。ぜひ、本格就航してほしいが、問題は就航率。
  この週中半、ほとんど凪(なぎ)とみえる日でも欠航。いったいどうなっているのか。今回の試験は、伊ヶ谷港だけを着岸港と決めていたが、波や風の状況に応じて三池港や錆ヶ浜港からも入出港することを考えてもらいたい。


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明日から9月末まで、さるびあ丸は東京湾クルーズの納涼船となるため、3ヶ月のお別れ(-_-)



第2位 パリ・東京間2時間半で一っ飛び

  高速艇の三宅-竹芝間3時間半も、かなりアクセス環境改善となるが、欧州の航空機メーカーが現在約12時間かかっているパリ―東京間を2時間半で結ぶ超音速旅客機を開発中というニュースに本当に驚いた。

 パリから150分なら、三宅-竹芝間は3~5分くらい?島に住居を構えても、楽々通勤圏。って、皮算用したんだけど、就航は2050年。退職してるちゅうか、空の上の世界から超音速飛行に驚いている可能性が大じゃないか。


第1位  超高級お新香

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   「帰京中」三宅行きの船に乗る数時間前に、Sj区の創業60年余という某老舗焼き鳥店で頼んだお新香
 これでいくらだと思います。なんとこれで600円。しかも味はスーパーのパック商品のような?
超ド級のせこい話題だけど、個人的にはこれが一番仰天という貧乏人らしいありえへんビックリニュースでした。

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★三宅島を舞台とした映画「ロック わんこの島」
いよいよ公開へ(7月23日より上映)

前売り券発売中(先着おまけ付き)
  主演:佐藤隆太・麻生久美子ほか   
    ♫主題歌 小田和正書き下ろし「hello hello」

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<釜の尻:  昨年より半月近く?早くハマカンゾウ(浜萱草)の最盛期。オレンジの花が島中でたなびいています>

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by Wamploo | 2011-06-30 22:49 | Other

ごぶさたでした

 この1ヶ月、あれこれあって島からの出入りが多く、ごぶさたしていました。
「帰京」しても自由時間があまりなく、もっぱらスキマ時間はあちこちの書店へ。
そこでみつけ印象に残った新刊や古本のいくつかをご紹介。

 「八日目の蝉」  角田光代
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 映画もまだ一部の映画館で上映中ですが、この6月1日・2日の深夜にはNHKドラマ版の再放送をやっていました。
 評価は様々だと思いますが、映画(奥寺佐渡子)とTV版(浅野妙子)の脚本の違いが意外と大きく、個人的にはドラマの方が直球勝負でサスペンスらしさもあって、引き込まれました。

 母と思っていた誘拐犯の希和子と引き離され、警察に「保護」された5歳の薫が再会した実の母の抱擁におびえ漏らしてしまう。21歳になった薫がそのときを回想するシーンで、「あのときの母の顔は忘れられない。柔らかいと思って触った動物の毛が、ゴワゴワだった時のような顔だった」などよく練られた原作の台詞を巧みに使っていました。

  ただ、5歳の薫がこのとき本当に「あのときの母の顔は・・・」なんてスゲー文学的表現をする女の子だったとしたら、将来野間文芸新人賞や直木賞をとるような女性作家に成長したこと間違いなし。めでたし、めでたし。と、チョッピリ出来すぎ感に茶々を入れたい気も。

キャストでは、スクリーンの永作博美も実にいい演技でしたが、子育ての経験がまったくないはずの壇れいの方が、お母さんの愛情がにじみ出ている演技でした。
  最初とっつき難さを感じた北乃きいの感情を内に籠もらせた演技も、誘拐犯に育てられた屈折した心理を表したものとして、ドラマの進行と共になるほどと思わせるもの。いま美人女優として旬は、井上真央なのでしょうが、役者としては北乃さんの方が末頼もしいのではないかと感じさせました。d0161382_314564.jpg


 主題歌は甲乙つけがたい結果。中島美嘉の「Dear」もこの映画にふさわしい楽曲。
 ドラマ版の「童神 ~私の宝物~」は、初め元ちとせかと思う歌声でしたが、元と同じ奄美出身の城南海(きずきみなみ) というミュージシャンで、エンディングをしっかり盛り上げるヴォーカルでした。
 ということで、本の紹介ではなく、単に壇れいが主演したドラマを絶賛しただけでした。





「県庁おもてなし課」 有川 浩

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  この女性作家の軍事オタクなところになじめず、作品を手に取ったことはあまりなかったが、この作品は「想定外」におもしろかった。


 高知県に実在する観光振興部「おもてなし課」から、著者が現実に観光大使を依頼されたことからヒントをえて書かれた「ふるさとに恋する観光小説!」

 ユニークな名前をつけたが、ユニークな発想があるわけではなく、ほかでもやっている地元関係者を「観光大使」にするくらいしか妙案が思いつかない。
  その大使を依頼された一人、人気作家の吉門喬介の熱心な助言と容赦ないダメだしに、主人公の若手職員掛水史貴は悪戦苦闘する。かつて「パンダ誘致論」を主張した県庁職員について調べるよう宿題を出される。またフットワークが軽くて、気のきく、公務員じゃない顧客のターゲットと同じ視点を持つ若い女性をスタッフに迎えるよう指南される。

 アルバイト職員の明神多紀をメンバーに加え、民宿経営者兼観光コンサルタントで、かって「パンダ誘致論」で半ば石もて追われた元職員の清遠和政を相談役として県庁に迎えて、試行錯誤を繰り返す。そこに恋物語も絡んで、地域振興に挑戦していく。

 県庁のダメぶりが徹底的描かれ、硬直化した体質などそれは「そうだよね」と思える。しかし、実際には地元業界等にも問題があってうまくいかないはず。「お役所はダメ、民間はしっかりやっている」という単純な通俗論だけでなく、民間も含めてなぜうまくいかないのか、どこか問題なのかしっかり掘り下げたストーリーだったら良かったという想いは残った。

 いま、大震災や先の見えない原発事故の影響もあって観光業界は厳しい状況にある。伊豆・小笠原諸島でも観光客の大幅な減少が心配さている。注)

 少くない業界関係者からは、震災前から一時的にしか客を呼べないイベント主義からの脱却の必要性がいわれてきた。一度きた客にリピーターになってもらうためには、単発のイベントではなく、地域自体の魅力で引きつけるしかない。この物語でも、その地域の住民にとっては「こんな不便で何もないところ」でも、吉門は、「便利さを競うなら都会にかなうわけない」と住民が気づいていない「何もない不便な」魅力を逆手にとって強みにすべきだと主張する。

 何もなくてもホスピタリティ=おもてなしのこころを大切に、不便さをも楽しめるような場所にしていくためには、三宅島でも、役場はもちろん民宿や店舗の経営者や船会社・航空事業者などと村民の連携が欠かせない。

  「県庁おもてなし課」は、こうした関係者はもちろん、島の魅力を日々作り上げていく村の人たちにも読んで欲しい一冊。
  ただ、 この本を読んでそのままマネをしても三宅の地域振興に即つながるほど世の中は甘くはない。しかし、改革への一歩を踏み出す発想のヒントは得られると思う。
何もないとはいっても「襟裳(岬)の春」よりいろいろあるわけだし?

 少なくとも、火山ガス噴出が完全に止まないことを理由に滅多に飛んで来ないANA航路とはいえ(それ自体呆れるほど大きな問題をふくんでいるが)、 来島した人々を空港から送迎すべき唯一の公共交通である村営バスのダイヤが、なぜか飛行機の到着・出発をフォローしてないというような観光振興の本気度に疑問を抱かれかねない「もて無し」の改善には繋がるのでは・・・?

 注) 戦後米軍に占領され、再来週6月26日に日本に返還され43年目を迎える小笠原諸島だけは、今月末に予定されている世界自然遺産への登録で、唯一大幅な集客増が期待されている。
審査の行方は分からないが、小笠原の島民のみなさんが、島の環境を守ってきた積み重ねがおそらく実を結ぶことになるだろう。
  その反面、世界遺産というブランドがついたとたん押し掛けるミーハーな来客の増大は、貴重でデリケートな小笠原の自然破壊を招きかねない。アクセスをはじめ、不便で"何もない"ことが、島固有の自然を守って来たのに、登録により観光基盤を自ら堀崩すことにならないことを、同じ東京の島に住むものとして心から祈ります。
  


 「三陸海岸 大津波」   吉村昭
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  三陸海岸を襲った1896(M29)の明治三陸地震津波、1933(S8)の昭和三陸地震津波、1960(S35)のチリ地震津波について、吉村氏が丹念に取材を重ね、地元の古老などから証言を聞き取りまとめられた1970(S45)の作品。

 死者の様子など被災の状況が今回の東日本大震災による津波の被災状況と酷似しており、津波の恐ろしさが文字からも伝わってくる。

 福島第一原発の事故で想定外の津波という言い訳が東電や政府から発表されているが、原発より北とはいえ、この本でも、40m(古老の証言では50mの高台にある家にも)の津波が押し寄せているが明らかにされている。
 地震や津波の専門家でもない一文学者が調べられたことを、資金力や人材も豊富な東電や政府・保安院が想定外にしていたのは、どう考えても納得がいかない。
 また、吉村氏が掘り起こしたように全国の  - 特に原発が立地する地域の - 津波や地震の歴史を早急に洗い出す必要性を感じた。
 都会における震災を綿密に調査した吉村氏の労作「関東大震災」 と合わせて、多くの人に読んで欲しい作品である。


  「ザ・コーポレーション」  ジョエル・ベイカン

 
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 医療・福祉・教育・雇用等の自由化により「痛みだけを伴う」国民生活をもたらした小泉・竹中構造改革。その理論的バックボーンであった市場原理主義≒新自由主義の大御所ミルトン・フリードマンらへのインタビュー等により企業=株式会社がもつ病理を明らかにした著作。



 企業の役割についてベイカンの質問にフリードマンは次のように答える。

  「企業の利害とは株主の利益です。さて、それでは株主の金を使って、社会にとっては良いが収益に直結しないことに手を染めるべきでしょうか?私はノーだと思います」。企業が社会的責任を果たすのは、車を売り込む方便として「美人モデルを車の前に立たせるようなもの」で、企業の収益に役立つ限りにおいては善である。企業は株主のためにできるだけ多額の金を儲けることである。これが道徳的義務である。社会や環境上の目標を利益に優先する経営者 - 道徳的に振る舞おうとする経営者 - は非道徳的だ。 


 100万部を超えるベストセラーで、アニメ化・映画化でもいま話題の「もしドラ」で赤丸急上昇中の「経営の神様」ピーター・ドラッカーも「企業の社会的責任論はビジネスの原則に対する危険な歪曲と警告する」 「社会的責任を唱える経営者がいたら、すぐさま解雇すべき」と述べ、フリードマンの考えに賛同する。

 こうした経済理論に基づいて実施された小泉改革の非人道的ともいえる政策が、GDP世界第2位の「大国」日本を、年収200万円層の増大など(相対的)貧困率がOECD加盟国第2位の格差社会に作り替えたことに対する多くの国民の批判が民主党政権誕生につながった。
  のに~、総理の座にはいつの間にか「民主党の純一郎」のような菅直人氏。先日の三文芝居で不信任案を否決したが、閉店セール中のお店が同時に新装開店セールをするような訳の分からない内閣改造まで企んでいるらしい。
  さらに、先行き不安をみんなが感じているときに、震災のどさくさに紛れて、日本経済をさらにメタメタにしかねない消費税増税や社会保障の切り下げに道筋をつけると、ヘンなことに入れ込んでいる。
  震災や原発対応では情報隠しはやっても、肝心な被災者救援は遅々として進まないのに。

 とはいえ、菅総理がやめても何がどうなるかもわからない。
辞任話に伴い出たり引っ込んだりしている大連立話。なぜ大連立しなければ、復興できないのか。復興利権云々などという邪念がなければ、国会でお互いの主張を正々堂々と述べあって、国民の前に示せばいいのに。
 国会で論議するより、原発推進の謝罪もない自民党も含めてみんな仲間内になって、国民がうかがい知れない舞台裏でヒソヒソ話しで決めた方が都合がいいの? 大連立ということになれば、消費税大増税も年金の大幅切り下げもあっという間に決まり、結局原発も温存され、憲法改正すら可能になるというのは心配のしすぎ?

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 「ザ・コーポレーション」の話から随分飛んでしまったが、「株主の有限責任」という仕組みを基本とする株式会社という組織に、水と同じくらい重要な電力発電まで任せてきた。
  そして、コストをかけただけ収益も増えるという電気料金決定方式をもとに、安全面の検討はおろそかになり、経営的においしい原子力発電がどんどん進められてきた。

  しかも大事故になっっても責任は出資者の投資額の範囲内に限られ、足りない分はまったく経営に関与していない国民が負担させれるという経済の仕組みはやはりおかしい。
  都市銀行の不良債権問題等でもそうだったが、日頃は「オレの勝手じゃん」と規制緩和を主張しながら、困ったときだけ国民に尻ぬぐいをさせる放蕩息子のような企業という組織のあり方はこのままでいいのか。
被災した国民の生活再建は基本的に自己責任と、イチゴメロンかき氷よりクールなくせに。この辺の見直しもしっかりやってもらわなければ、わしらはたまらん。

 これからの電力問題を考える上でも一読したい作品だが、2004年に発行され現在は在庫切れのため図書館や古書店でめっけてほしい。ただこの作品が同名の 
「ザ・コーポレーション」
として映画化され、DVDが発売されているので、レンタルショップなどで・・・。




  「ふたたび、時事ネタ」   斎藤美奈子
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  このネーさんの世の中の出来事への洞察力や「エライ人」をおちょくる筆致には毎度感心するのだが、2007から2009年に「Days Japan」や「婦人公論」などに連載した人気コラムをまとめ、1年前に発行された著作。


 そのなかでも特に秀逸なのは、『不二家騒動にみる 「中叩き」 の法則』(「Days Japan」2007年2月号に初掲)。
 日本のメディアの集中的バッシングは「中悪」が標的にされるというもの。
  街のケーキ屋のような「小悪」ではニュースバリューに欠け、「巨悪」は巨額な広告宣伝費引き上げなどの報復が怖く、CM等を止められてもほかの企業で穴埋めができるその 「中間」 が狙われるというのだ。

  同じ企業の不祥事でも、(1977~2002まで国の定期検査で199件の虚偽データを報告していた)東電の原発検査偽装事件のように、期限切れ原料を使っていた不二家のケーキなどよりはるかに重大な影響を及ぼしかねない事件なのに、テレビ・新聞はほとんど報じない。美奈子ネーさんは、ペコちゃんをかまうのと同じくらいの執拗さで、東電のでんこちゃんをかまわないメディアは理不尽だと指摘する。

 ブックレビューでは、こうした時事ネタは鮮度が命なので、あとから読んでもイマイチという評価もあるが、いま起きている問題を「歴史に学ぶ」スタンスがなければ、真の原因は見えてこないもの。いつまでも「忘れやすい国民」と舐められていてはイカンのでは。 


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★三宅島を舞台とした映画「ロック わんこの島」7月23日より上映★
前売り券発売中(先着おまけ付き)
  主演:佐藤隆太・麻生久美子ほか   
    ♫主題歌 小田和正書き下ろし「hello hello」

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by wamploo | 2011-06-18 22:36 | Other



噴火から10年、帰島から5年、火山ガス「噴出ヤメッ!」とは、なかなかならない三宅島に、元気を取り戻してもらえるように、写真を中心に、テキト~に文章まき散らし、テキトーに規則正しく綴っていければと・・・
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