三宅島 元気ハツラツぅ?

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コタツで読書の冬 その2

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  今週は、東京都心や多摩でも1月23日(月)夜遅くからの雪で、翌日からも4cmの積雪の影響でしばらく通勤・通学が大変だったようですが、三宅島も24日に初雪。
  といっても、雄山の山頂だけですが(初冠雪)。気温上昇や雨ですぐ消えてしまうと思われましたが、今日もまだ白い綿帽子を被ってます。やっぱり三宅も冬なんです。 26日昼前には平地でも雪が降りました。写真を撮る暇もなく、3分ぐらいで止んでしまいましたが、一瞬目の前がまっ白となる三宅でははじめた見た光景。
 そのようなわけで、寒さがりのオジサンは、前々回のブログに続き、コタツで読書の冬継続中。


その正義があぶない 小田嶋隆  日経BP社

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  12月半ばに紹介 した元TBSのADで83年の噴火時には三宅島を取材をしたという島にも縁のある小田嶋隆さんの 「地雷を踏む勇気」 の続編。

<毎週金曜日に公開されるや否やネットで大議論を巻き起こすコラム 「ア・ピース・オブ・警句」 。それはまさに数十万人が参加する「オダジマ白熱教室」。原発に、保安院に、なでしこに、石原都知事に、誰もが一言いわなければ気が済まない。眉間にシワを寄せ、鼻の穴をふくらませながら語られる「正義」に水をかけ、時にスベり、時に火だるまになりながらも、前のめりで切り込んでいく男・小田嶋隆の真骨頂ここにあり。(ブックジャケットより) >

 このなかで一番秀逸だったのは、橋下徹氏が「その番組がなければ知事になれるわけなかった」と述べた「島田紳助元司会者」を取り上げた「紳助シンドローム」。
(紳助氏のイラストにつけられた「行列ができる非合法相談所」というキャプションも)

  新年早々、吉本の大崎洋吉社長が、4ヵ月前に暴力団との親密交際により引退に追い込まれたばかりの「紳助元司会者」の「復帰待望論」をぶち上げて、大ひんしゅくをかった。
 小田嶋さんも二度と芸能界に戻って欲しくないと願っていたが、いろいろ検討した結果、早く復帰して欲しいと考えを改めたという。政治家に転身されたら、かなわないというのがその理由だ。
                      ◇
 Wamplooも小田嶋はんに同感でんねん。なんちゅうても大阪だっさかいな!立候補すれば「2万%」当選まちがえおまへん。
  いまでも「行列からきる」出演者の2人が参議院議員と大阪市長/前大阪府知事になっていまんねんから。特に橋下市長はんは、みんなの党、「おじいさん新党結成にいそしんでいる、気の小さい」閣下から、選挙中あんだけアカンいうてた民主党・自民党、公明党まで軒並み橋下はんになびいておるんやで(そないな節操のないことをやっておるからダメやといわれるんやけどな)。

  かって「自民党の総裁候補にしろ」と要求した"どげんかせんといかん知事"の最盛期にも勝る権勢を誇る今太閤みたい御仁ですからな。ダメな内閣や政党に取って代わる日本を救う正義の味方、総理の呼び声も。
「今の日本の政治で一番重要なのは独裁」とか「選挙で勝ったら何をしてもいい」というおひとと、その「恩人」の元司会者がタッグ組まれたら、これはごっつい怖いことになりまんがな。


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      三宅島の西側の利島と伊豆半島の向こうに見える富士山も雪化粧


原子炉の蟹 長井彬 新装版 講談社文庫

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 江戸川乱歩賞史上最高齢で受賞した長井彬氏の1981年(S56)第27回受賞作品。
  推理ものに はまっていた10代の頃、図書館でふと手にした作品。
  その時の印象が強烈で、3・11後再読したかったが、絶版で入手できず、先日ブックオフでやっと発見。ただ昨年末に新装版として再版されていたんだけどね。


  サスペンスなので、詳細は書けないが、電力会社下請け企業の社長が、津軽海峡で青函連絡船から失踪するという事件を追った新聞社が、大量被曝し、「サルカニ合戦・・」と書かれた紙切れを握っていた死体がドラム缶詰めにされ処分されたという真相をスクープする。しかし、裏取り作業の甘さをつかれ、捏造記事にされてしまう。さらに、死体処分を証言した人物が原発建屋内という密室で刺殺され、さらに事件の裏で糸を引いていると思われた・・・・。

  一般には原発のことなどほとんど知られていない時代。原子力発電所の内部構造や今も変わらぬらしい作業員の杜撰な募集・雇用などの最先端技術を集めた原発の前近代的な仕組みなど元新聞記者らしい緻密な調査に基づいて執筆された作品に初読時も衝撃を受けた。
  執筆から30年以上経った現在でもこの作品の価値はまったく損なわれていないどころか、電力会社をはじめ原子力村という密室の隠蔽体質が、福島第一原子力発電所事故に繋がったことがよく分かる社会派本格推理小説である。


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      寒い夜は鍋(今晩は豚肉のみぞれ鍋)を肴に熱燗に限ります


マネーボール マイケル・ルイス 武田ランダムハウスジャパン
(原題:Moneyball: The Art of Winning An Unfair Game
 「マネーボール:不公平なゲームに勝利する技術」)

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  これも2004年と少し前の作品。
  昨シーズン松井秀喜が在籍し、この2012年の春に日本で、イチローのシアトル・マリナーズとの開幕試合を行うオークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャー、ビリー・ビーンの物語。

  昨年末 ビラッド・ピット主演の同名映画 が公開されたという記事を見て、長年読みかけでしまい込んでいたのを思い出し引っ張り出す。


  プロ野球のゼネラルマネージャー(GM)といえば、巨人の清武GMとナベツネ(渡辺恒雄)氏のバトルが昨年末話題となった。
  GMといっても親会社からの天下りで、けっして野球に詳しいわけではない。そうした素人GMと「俺は最後の独裁者だ」と清武さんにいったというメディアのドンとの争いは、いつまでも権力を手放さない長老支配は簡単に変わらないという日本社会の縮図のような結論が今のところ続いているようだが・・・?。

 話題を「マネーボール」にもどすと、 ビーンは、期待の新人としてニューヨーク・メッツにスカウトとされるが、メジャーで大成できずに現役引退する。引退後、チームスタッフとなり、超高校級選手といわれた自分が活躍できずに終わったことから、選手の正当な評価方法を模索していく。

  そして、年俸の高い選手は使えないメジャ-でも屈指の貧乏球団のGMとして、選手の評価やチーム戦略をデータの統計学手法から分析する方法(セイバーメトリクス)でチームを強化する。他球団で評価されていない落ちこぼれ選手を独自の評価指標で獲得し、活用していくのだ。

 日本プロ野球にたとえると、お金に飽かせて他球団の4番打者やエースを引っ張ってくる読売巨人などに対して、広島カープがトレードで年俸の高い選手を放出し、スカウトした安い選手を上手く使って、強豪チームにのし上がっていくようなイメージ。もっとも広島は相変わらず年俸の高くなった主軸選手を放出するだけのため、カープ坊やも泣きっぱなしだが・・・(>_<)

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 データ野球といえば、日本では90年代ヤクルトの黄金時代を築いた野村克也監督のID野球が有名だ。ただ、野村監督のIDはピッチャーの配球の癖を読むなど職人的な要素が強いものだった。

  ビーンの取り入れた方法は、選手のトレードも試合運びも、打者の出塁率・長打率や投手の奪三振・与四球等の数値を重視し、バントや盗塁、被安打数や防御率・勝利数にはほとんど着目しないなど革命的なデータ主義だった。
  「スポーツではなく、金銭ゲームになってしまった」といわれていたメジャーリーグの世界で、貧乏球団がその不公平なゲームに勝利するための技術であった。

  日本とアメリカのデータ野球、どちらがおもろいか?
ビーンの独創的な工夫は大いに買うのですが、プロフェッショナルスポーツとしておもしろさも必要ではないかと思うと、ビジネスモデルのようなセイバーメトリクスより、月見草の野村監督のID(いやみで毒舌?)野球のほうが、見ている方はいろいろ楽しめるかも??


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d0161382_2059969.jpg★前回の「コタツで読書の冬」 で紹介した小島慶子さんが、26日木曜日放送の
「キラ☆キラ」
で、3月いっぱいで同番組を降板することを告げたらしい。
 残念!小島さん、これまでもそうなんですけど、番組の評価がクライマックスかなと思う頃、スパッと降りるんですよね。まったく逆のナベツネさんや気の小さい知事閣下に見習って欲しいものですが、「オジキ」の看板番組が終わってしまうのは本当に寂しい。
  ニュース記事 等によれば、新たなリスナー獲得のため「40~50代の男性の共感を得られる話しをしてほしい」というTBSの要望に「今聴いている人をまず大切にしたい」と局側の求めてきた役割とのギャップから決断したらしい。



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人と自然の調和をめざす WWFジャパン公式サイト></a> <br />
        <br />
    <a target=【署名のお願い】自然エネルギー100%と原発の段階的廃止を実現するため「エネルギー基本計画」を変えよう!


by Wamploo | 2012-01-28 22:02 | Other

コタツで読書の冬

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  年明けの三宅島の平均気温は10度前後。最低気温も平均7.5度ほどで、「東京」のように零下にはならないもののその分寒風が強く、三宅なりの寒さが続いています。
  そのため外に出るのは仕事以外では、船への見送りぐらいで、フリータイムは専らコタツにもぐり込んで、「積ん読」を嘆いていた活字たちのお相手。
  そのなかから、お薦めしたい数冊をご紹介。

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 ラジオの魂  小島慶子   河出書房新社

d0161382_17461970.jpg  「いい加減に気づきなさいよ。女子アナブームはもう終わったのよ」と、ブリッ子とかおバカキャラとか言われているTBSアナ田中みな実に、マツコ・デラックスが言ってからだいぶ経つ。
本書の著書は、田中の先輩になる元TBSアナウンサー(現在はフリーのラジオパーソナリティを名乗る)。言うまでもないか?

  田中みな実アナが、ときどきテレビで「プニュッ」という効果音とともに話しているのを聞くと、そのアホぶりに思わず電源スイッチに手が伸びる。
  しかし顔のでないラジオでの彼女の話しぶりは、テレビとはまったく異なり、むしろ理知的で、癒しすら感じる話しぶりだ。

 男社会の放送業界(特にテレビ局)のなかでは、女子アナは可愛いリアクションをはじめ、みんなが期待する女子アナ像を演じことを求められる。が、小島さんはそれに応えることができなかったと明かす。
  映像のない世界での話しぶりから「プニュッ」のオネーちゃんも本音の部分では「アホラシ!」と思っているのかもしれない。しかし、そうすることがこの世界での「賢明」な処世術と割り切って女子アナらしさを演じている?やがて、それが習い性になってしまう危険性も高いのだが。
 
 そのTBSラジオで、1998年10月から2010年3月まで放送されていた「バトルトークラジオ アクセス」という番組があった。その初代ナビゲータ(司会者)は、テレビ中心の華やかな女子アナの座を捨てた小島さんだった。

 この番組のレギュラーコメンテーターは、田中康夫・宮崎哲弥など一癖どころか四癖も五癖もある面々。社会現象や時の話題など日替わりのテーマをリスナーやゲストも交えてトークするのだが、ときに視聴者とバトルトークではなく、本当にバトルにしてしまう自己主張のあまりに強すぎるコメンテーターをうまく御しながら 実のある論議にしていったのが彼女だった。

 その後、出産・育児の休養を経て、レギュラー番組に復帰したのは、2006年10月にはじまった「久米宏 ラジオなんですけど」。久米さんの「土曜ワイドラジオTOKYO」以来22年ぶりのラジオレギュラー番組。もう1人の(初代)パーソナリティーが小島アナ。
 ここでも一筋縄ではいかない久米さんとタッグを組んで、対等以上に渡り合った。
 彼女の最大の欠点、この人が初代を勤めると、その後のパーソナリティーの底の薄さを感じさせてしまうことは、この番組でも同様だった。

 「ラジオなんですけど」を2年半担当した後、彼女自身の看板番組
 「小島慶子 キラ☆キラ」  (月曜~金曜の13時から15時半まで)が2009年3月からスタートする。
 開始当時は、自身の貧乳さえネタにしてしまうその女子アナらしくない話しぶりに戸惑いや批判が多かったが、徐々に理解され、今では「ラジオの女王」とまで呼ばれる。こうした小島慶子の子供頃からラジオパーソナリティーとしての今日までを書いたのが本書。

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 「キラ☆キラ」で共演(水曜日)するライムスター 宇歌丸が名付けた「オジキ」という愛称も持つこのパーソナリティーは、いまやラジオだけでなく、NHK「福祉ネットワーク」やタモリの「ニッポン小意見センタ~♪」、稲垣吾郎の「ゴロウ・デラックス」などあちこちに引っ張りだこだ。
  あまりの売れっ子ぶりに、長年のファンとしては、マネージメント事務所はもう少し仕事をチョイスしてあげた方がいいのではと非常に心配も。
 12月始めには、政府公報で朝刊各紙に掲載された野田首相の対談相手にまで指名された。これと小島さんの   水着写真集  だけは、「ちょっと、かんべんして」かも?

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  島のラジオの受信レベルは、送信設備の関係か超ベリーバッド。特に夜なんかは、中国語や韓国語の電波の影響が強く、まるで2カ国語音声多重放送。  そのためクリアに聴くためには、radiko(ラジコ=民放)か、らじる(NHK)、またはポッドキャストといったのネットラジオを利用するしかない。ただ、いつでもどこでも聴けないのがネック。
  海に囲まれ、火山島の伊豆諸島では、いざというときには、ラジオは重要な情報ツール。 総務省かNHKさんか分からんけど、地デジ化の1/10の熱意でいいからなんとかしてくれ!




   内村宏幸 オリジナルコント傑作集 
   
 
  内村宏幸   光文社知恵の森文庫
 

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 吉本芸人などがバラエティ番組等で見せる昨今の芸は、後輩芸人「いじり」というか「いびり」「いじめ」ばかり。芸の世界でのそうした上下関係は否定しないが、内輪の関係自体を笑いにする芸は、はたして「芸」なのか。

 本書は、そうした吉本等のお笑い芸人を排し、生瀬勝久・堀内敬子・沢村一樹・奥田恵梨華・原史奈・平泉成・麻生祐未・ONEOR8など舞台や映画・ドラマを中心に活躍する芸達者なキャストが出演するNHK番組「サラリーマンNEO」の脚本集。

 子どもの頃見た記憶がある 「ゲバゲバ90分」 という番組の傑作集DVDを数年前に観た。やはりショートコント番組で、低予算・タレント任せの安直番組に対するアンチテーゼを旨としていた。お笑いタレントではなく(コント55号のみ例外)、大橋巨泉と前田武彦、ハナ肇・宍戸錠・朝丘雪路・常田富士男、藤村俊二、宮本信子などのキャスティングで、しかも井上ひさしが脚本陣の一人で、制作経費と時間を惜しまず作られた番組だったらしい。

d0161382_1855151.jpg  「サラリーマンNEO」は、「ゲバゲバ」によく似た番組作り。しかも、理不尽なことも少なくないサラリーマン・OL社会をネタにしたという面では「うん、そうなんだよな」と より身近に感じられる。
 島にいてみるチャンスがなかったが、年末には「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」もやっていたらしい。ショートコントだからこそ面白い気もするのだが、2時間近い長尺ではどうなのか?観られた方だれか教えて。


      ★本傑作集から一つだけテレビ未放映のコントをご紹介

『謝って』

   (商店街の青果店。店先で店主が大声で客寄せしている。)

店主  はい、安いよ、安いよ、いらっしゃい。
        (と、そこへ、仕事帰りのOLが来る。)
店主  はい、いらっしゃい。
        (OL、いきなり店主の腕をつかんで詰め寄る。)
OL   謝って!
店主   はい?
OL   お願い、謝って!
店主  な、何なんですか?
OL   昨日、あたしここに買い物に来たの。
店主  はい。
OL   その時、あなた言ったわよね。「お姉さん、キレイだからオマケしてあげる」
     って。
店主  あ、言ったかもねぇ・・・。
OL   で、あなたは、キュウリを1本とジャガイモ2個おまけしてくれたわよね。     
     あたし、昨日一晩考えたの。あたしのキレイさって、キュウリを1本と
     ジャガイモ2個分なのって。  (略)  
     それがどうしても許せなかった! だから、謝って!ねぇ、心から謝って!
店主  す、すみませんでした、ほんとうに、すみませんでした。 
           (OL、いきなり笑顔に戻る。)
OL   いいんですよ。わかってもらえれば。   (略)
          (OL立ち去っていく。呆然と見送る店主。他の客が声をかける。)
客   ねぇ、オジサン、これおまけして。
店主  (怒ったトーンで)ダメだよ!もう、オマケはしない!
 


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 椎名誠が、ラーメン屋で椎名を有名な人らしいとしか知らないらしい店のオバサンにサインを頼まれた。お会計のときに450円だけオマケして「あら、いいのよ。サインもらったから」といわれ、「あっ、俺のサインは450円だったのか?」とどこかで書いていたのをふと思いだした。




うめ版 新明解国語事典 × 梅佳代
      写真 梅佳代    三省堂



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写真界の芥川賞といわれる木村伊兵衛写真賞(2007年)を受賞したウメカヨさんと、異色の辞典「新明解国語辞典」がコラボレートした写真付き辞書。




  「新明解」といえば、たとえば恋愛の項で、  
<【恋愛】: 特定の異性に特別の愛情をいだいて、二人だけで一緒に居たい、出来るなら合体したいという気持ちを持ちながら、それが、常にはかなえられないで、ひどく心を苦しめる(まれにかなえられて歓喜する)状態 (第4版)>

  なんていう独特かつあけすけな解釈をする学習辞典。こんな辞典で学習をする子供たちは、将来どんな才能を獲得するのかという問題はさておき、梅佳代さんも「写真界の新明解」 - 逆に書籍の方を「辞典界のウメカヨ」という表現も可能だが、「新明解」の方がはるかに先輩なので - とも呼べるユニークな世界を繰り広げる写真家。この両者の「合体」は、見るものをひどく歓喜させる(もしくは苦しめる)はず。

    ★この本の中からも一つだけ紹介すると

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<【良心】:自分の本性の中にひそむ欺瞞・打算的行為や、 不正直・不誠実・ごまかし・怠惰の念などを退け、自分が正しいと信じる所に従って行動しようとする気持ち。 「良心に恥じる/良心にまつ所が大きい/良心を疑う/良心が麻痺する/学的良心」>

という説明に、たぶん(風景や肩書から推定すると)10年ほど前に中野駅前で演説する菅直人民主党代表(当時)らの写真が掲載されている。

 3.11後のいま読むと本当に意味深。
特に原発事故対応は、不正直・不誠実・ごまかしのてんこ盛りで、良心に恥じ、良心を疑い、良心が麻痺しているとしかいいようがないのだが、四国お遍路巡りで功徳を積んだはずの元総理は、この「うめ版新明解」の説明をいまどう見るのでしょうか。


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by Wamploo | 2012-01-14 21:50 | Other

あけおめ ことよろ (^_^)

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           除夜の鐘を聴きながら今年初めのブログ

旧年中御厚情賜 厚御礼申上候
本年格別御愛顧賜願候
皆様御多幸祈申候
Bye for now.

昨年末お約束のとおり、思い切り短くシンプルに新年のご挨拶申し上げます。


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     三宅島に飛来したチュウサギ


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島から渡り、恋人たちに化身したチュウサギ。だったらファンタジーなんですけどね。



p.s.

 これだけじゃ寂しい!?
 エセ中国語か インチキ漢文みたいだし。

で、ご要望にお応えしてちょっぴり追記

  2012年の三宅はどうなるか分かりませんが、連休が最も少ない年回り。観光面ではちょっと心配です。
  まず、いきなり大晦日と元日が土日で、2月・4月の祝日も土日と被り、GWのこどもの日と9月の秋分の日、11月の文化の日と12月の天皇誕生日も土日と被る。28年に1回の休日が少ないカレンダー。働く立場でも損した気分。

  もちろん島だけの問題ではありませんが、三宅の観光関係者のこれまでとは違った独自のクリエイティブな工夫で乗り切っていって欲しいと思います。なんて上から目線でいうのも何だけど、観光は三宅の最重要産業ですからなんとかがんばっていただきましょう。
  もっとも、そうした努力を無駄にしないよう島と「内地」のアクセス問題の改善が肝心かなめなんですけど。ANAの空路廃止なんてとんでもないし(最近全然飛んでもないし)、東海汽船は運賃とホスピタリティーの抜本的改善に努めてくれないと。

  それから、個人的には、東北の被災者や福島原子力発電所事故の被害者へのボランティア活動になんとか都合をつけて加われればと思っています。
  特に福島の人々は故郷からバラバラに離れて暮らさざるを得ない状況にあります。東電や政府が『冷温停止』『原発収束宣言』をだして、一区切りついたような雰囲気も産み出されつつありますが、根本的問題は何も解決しておらず、数十年単位の息の長い応援が欠かせません。 

ただ、しっかりと系統的・組織的にボランティアの斡旋をしている団体のHPを見ると、数週間前に事前説明会に参加することが条件となっています。当然だとは思いますが、三宅のような離島からの参加は、経済的問題はさておいても、それだけの時間をつくるのが難しいので、そこが大きなネックではあります。


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      新鼻新山

というようなことで、今年もよろしくお願いします。


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by Wamploo | 2012-01-01 01:01 | Other

堪へ難きを堪へ 忍び難きを忍び

 この暮れの3連休は、前回のブログに書いたように久々の「帰京」。
いつものことだが、昼間はうちの用事や通院や買い物、夜は旧友などとの飲み会であっという間に過ぎていった。

  飲み会での一番の話題は、みんなそう遠い将来でもなくなってきた年金問題。
  年金保険料は2004年から2017年まで毎年アップし、支給開始は60歳から65歳まで順次引き上げられる。民間保険会社ならば詐欺として訴えられて当然の行為なのに、厚労省はさらに68歳~70歳に引き上げることすら検討している。本当にわれわれや子供たちの老後はどうなってしまうのか。

 いま政府は、「税と社会保障の一体化改革」を進めている。が、要するに税金も社会保障も国民にとって遣らずぶったくりの制度にしますよというもの。

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 菅前総理は、「財政再建」のために消費税を10%にといって、参議院選挙で大敗した。ところが、そのあと看板を付け替え「社会保障」の財源確保のためにと「税と社会保障の一体改革」に手をつけ、いま後任の野田首相がその実現に狂奔している。

 しかし、そもそも平成元年(1989)の竹下内閣による消費税導入時から福祉のための予算といっていたのに、消費税増税分がほぼそのまま大手企業の減税に回されてきた実態が、慶大の金子勝教授を初めとする多くの学者やエコノミストに指摘されてる。
  今度は「財政再建」「社会保障」「復興財源」のためといっても、まったく信用できないんですよね。

 自民・公明党による小泉内閣の時代の「百年安心プラン」が八百長だったことが判明し、それらへの批判で政権を取ったはずの民主党に「増税認めないと、年金払わんよ」といわれても、「承知しました」なんて簡単にいえるわけない。

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    近所の紅葉の木はほぼ終わりを告げていたが、ここだけまだ赤々と

 いまこの国で、沖縄の人たちだけの怒りだけが突出しているようにみえる。
例の普天間基地の辺野古への移転で、環境影響評価(アセスメント)の評価書の「年内」提出のため、防衛省は、宅配業者を使ったり、どさくさ紛れに警備員しかいない夜明け前の県庁に持ち込むなど むしろこじれさせるために行動してるとしか思えないむちゃくちゃぶり。

  この問題で野田首相は「『正心誠意』対応」するといっっていた。田中聡沖縄防衛前局長は「これから犯す前に、犯しますよといいますか」と度し難い発言で更迭された。しかし、こんなやり方が野田さんの『正心誠意』なのか。危険な基地はもう勘弁してくれという沖縄の人々の気持ちを「犯す」以外のなにものでもないという意味では前局長の方が言行一致ではあるが、「どいつもこいつも」としかいいようがないのは悲し過ぎる。

 普天間も社会保障・消費税増税、震災復興、原発事故も 「堪へ難きを堪へ忍ひ難きを忍」  いでも、一向に明るい未来は見えてこない。
 普天間もそうだが、消費税も年金も国民はそう簡単に認めるほど「アホ」ではないはず。
これらをやむを得ないものと誘導するメディアと国民の怒りの隔たりもやがて明らかになると思うのだが・・・。

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        三宅から見えるのは南側だが、これは東側の富士山

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   来春には、東京スカイツリーもオープン

 今年は多くの人の命が失われ、いまも原発事故の影響に怯える毎日が続く未曾有の「災」の年だった。
しかもこれらにしっかり対応してない一方、増税や普天間、TPPなど「いまなんでこんなことばかり」と思えることに熱心な政治の「冷温停止状態」で、この国の行方はたまらなく心配。
  2012年は、福島や沖縄、東北・関東各県の被災地などに少しでも明るい日が差し、新しい社会への転機となることを祈らずにいられません。

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 旧友たちから、最近のブログは文章が長すぎるという「難癖」があったので、だいぶ端折ったのだが、また言われそう。「もっと短く・簡潔に」と。
それは業務命令でしょうか。承知しました。


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by Wamploo | 2011-12-30 19:58 | Other

風雑り雨降る夜の セシウム雑り 舟来ぬ夜は 熱燗うちすすろいて

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 今週は、3連休に久々に「帰京」するつもり。ですが、20日の火曜日、天候も順調でしたが東海汽船は欠航。理由は船の機関故障(横揺れ防止装置?)らしいです。とりあえず直したみたいですが、ANAはこの2週間で1回飛んだきりでまったく当てにならず、海は凪いでいるもののチョッピリ心配。帰れないことも考えて、今晩は一人クリスマスの準備。

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 島の寒さも段々厳しくなってきましたが、ブログネタになるようなできごとも特段なく、仕事の忙しさ以外、たんたんと過ぎていく毎日。

 そこで前回エコについて書いたので、その続きで、個人的にやっているせこいエコについて。といっても、居る部屋だけ電気をつけるとか、エアコンの使用をなるべく減らし、毛布を被ってるなんていうことをいっても仕方がないので、エコに関連して、はじめての商品紹介を。

それは、「解凍プレート」
この上に載せておくと冷凍の食品をすばやく解凍できるというもの。

d0161382_22214528.jpg 自然解凍は時間がかかり、ドリップ(汁)が出やすい。電子レンジで解凍すると、まず電気を使うし、なかなかいい具合に解凍するのは難しい。肉が部分的に半焼きしたようになってしまったり、ドリップが出てしまったり。流水で解凍するのも水道がもったいない。
 ちょっとナゾめいた商品で、安くもないのでけっこう悩みましたが、バー 「St.George's Tavern」 のバーテンダー田中要次さんに相談して購入を決めました。

熱伝導率の高いアルミ・銅・セラミックなどの素材が食材の冷熱を素早く放散するという原理(逆放射冷却現象?)らしい。遠赤外線を放射云々なんて書いているものありますが、これはちょっと怪しい?
アマゾンや楽天の商品レビューを見ると極端に評価が分かれています。


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そこで、事業仕分けで廃止も検討されているらしい 国民生活センター になりかわり商品テスト。
  室温約20度の条件下で、スライス肉200gをプレート解凍と自然解凍で比べてみると、
プレートの肉はほぼ30分で解凍完了しました。ご飯を炊いている間に解凍ができる感じです。ドリップもほとんどありませんでした。同時に始めた自然解凍はまだ凍っている状態で、解凍できるまでそこからさらに40分ほどかかりました。
 こうした薄切り肉や刺身の柵などの二次元的食材?では便利にアイテムです。しかしブロック肉や尾頭付きの魚のような厚みのあるものは、熱を放散する表面積と体積の関係から苦手分野のようです。鶏肉の固まり等は1時間半以上かかっても解凍できませんでした。この辺が商品レビューの評価の差にも反映していると思います。


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  価格は4000円くらいから竹炭製で1万5千円以上製品もあるようです。一定レベル以上は、熱伝導率よりも外気温の影響の方が大きいと思うので、高い価格の分だけ解凍も早いということはないように思います。
もっとも厚みがないのでうまく熱が逃げるかどうか分かりませんが、どこのうちにもあるアルミ鍋でもいいのかも?

  風が吹き、さらに寒さを感じさせ、小雨も混じったこんな日のどうしようもない寒い夜は、豚肉のみぞれ鍋などつまみに、チビリチビリ熱燗呑んで毛布を被って過ごすに限ります?!


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貧窮問答歌(山上億良)
  風雑(まじ)り雨降る夜の雨雑り雪降る夜は、すべもなく、寒くしあれば  堅塩(かたしほ)をとりつづしろひ、糟湯酒(かすゆざけ)うちすすろひて、しはぶかひ、鼻びしびしに、しかとあらぬ、ひげ掻(か)き撫でて、我れをおきて人はあらじと誇ろへど、寒くしあれば麻衾(あさぶすま)引き被り、布肩衣(ぬのかたぎぬ)ありのことごと着襲(きそ)へども、寒き夜すらを、我れよりも貧しき人の父母は、飢ゑ凍ゆらむ、妻子どもは乞ふ乞ふ泣くらむ、この時はいかにしつつか、汝が世は渡る

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by Wamploo | 2011-12-22 19:45 | Other

◇◎▲を踏む勇気

  女子高生たちの疑問が発端・地球環境保護・発展途上国の子どもの命を救う・地域の活性化・ボランティア・・・。こんなフレーズが並ぶ活動に疑問を投げかけるなんてことをすれば、薄情者・人でなし・鬼・悪魔・ケダモノ!・信じられな~い・サイテーなどといった言葉が返ってくることを覚悟しなくてはならない

d0161382_18553530.jpg   先月、小田島隆さんの日経ビジネスオンラインの超人気コラム 「ア・ピース・オブ・警句」 が 『地雷を踏む勇気』 というタイトルで発行されれた。
---小田島さんは、その昔TBSラジオのADをやっていた。83年の噴火時には三宅島を取材をし、当時の町長をはじめ被災した島民の声を聞き回ったという経歴も持つ島にも縁のある人だ。---
 それはさておき、『地雷を踏む勇気』は、3.11以降の「事象」、たとえば原発問題から君が代問題、ネット右翼、いまが絶頂の橋下徹大阪市長、アラちゃん騒動を煽るメディアまでビミョウな問題を「エッ」という切り口でさばいた抱腹絶倒(は言い過ぎ?)のコラム集だ。

  この『地雷を』に触発されたわけではないが、最初に書いたビミョ~な問題に一言。
その問題とは、ペットボトルのキャップリサイクル。
セコイ!? 小田島さんの原発事故とかネットウヨと比べられると、「そんなもんかい」というの声が聞こえてくる。とはいっても、原発問題とも接点を持ち、まさに「せこさ」の問題でもあるので、とりあえず、体を張って犬のウンチを踏むくらいの悲壮な勇気をもって述べてみたい。

 そもそもは、先日、島の知り合いのお宅を訪問したとき、ビニール袋に集められたキャップを見かけ、「ナンじゃらほい」と思ったのがきっかけ。

  子どもの頃、「月桂冠」とか「白鶴」「日本盛」などの酒瓶のフタを集め、指ではじいて、相手の酒ブタにぶつけ、机の上から落としたら頂きという遊びをよくやっっていた。2級酒のフタが主流で、1級酒は珍しく、特級酒のフタなんてクラスでも大自慢だった。「その種のコレクションなのか」と聞いた。しかしまったく的外れな質問だった。近所の人からキャップのリサイクルに協力してほしいと頼まれているらしい。

  「リサイクル?」。メーカーが集めてもう一度キャップとして再利用するのか?でも色やデザインも様々で、「伊右衛門」のキャップを「ブレンディー・ボトルコーヒー」や「カルピス 黒豆黒茶」にはめてもいいものか。会社でも、どうでもいいことだけ「学究派」と呼ばれる立場としては調べずにおけない。

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 その結果、ボトルキャップのリサイクルを行っている団体があることが分かった。 「エコキャップ推進協会」  という内閣府認証のNPO法人がこの運動の中心らしい。

  この協会のHPによると
 
A)笹森前理事長(元連合会長、菅内閣の特別顧問)の知人が、「神奈川の女子高生から、ペットボトルはリサイクルされているけど、キャップはされていないのはもったいない」と相談されたことがきっかけで協会が設立されたという。笹森さんは故人となり、現在の理事長は、シンクタンク・ソフィアバンク副代表の藤沢久美氏。

B)キャップは800個2kgで20円となり、これで発展途上国の子供たちに接種するポリオワクチン1人分になるという。2008年2月の協会設立から2011年5月までに集められたキャップは延べ36.6億個で、ワクチン代として5160万円(258万人分)、東日本大震災で被災県へお見舞4000万円が寄付された。

C)集められたキャップをリサイクル業者へ送る経費は、運動に協力する送る側の負担。佐川急便とのタイアップで、専用配送BOX(2400個・6kg入り)を利用すれば1箱420円でリサイクル業者に送ることができる。その配送BOXは、20枚3150円(@157.5円)で販売。その段ボール箱を佐川急便で送ってもらう送料は無料(というか送料込み?)。ただし離島への中継料金は別途とのこと。

  こうしてみると、実に賞賛すべき活動なのだ。


でも、なにかシックリこない。


◎まずCで、配送に要した総コストを概算すると
 
 ・(延べ回収個数)3,660,000,000÷(1箱収納個数)2,400個=1,525,000箱
 ・(送料420円+箱代157.5)×1,525,000箱=880,687,500円
    ∴合計配送コストは約8億8千万円

◎Bの収益による寄付金額は
  ワクチン5160万円+震災寄付4000万円=9160万円

◎C(送る側の負担)8億8068万円-B(寄付金額)9160万円=7億8908万円       はいずこに? 

要するに、約1億円の寄付のために、提供者(ボランティア)は、9億円の負担させられていることになる。

  お役所がコストを考えていないとよく叩かれているが、そのお役人だって、目をむきそうな「せこい」コストパーマンスのビジネスモデルを、起業や投資の専門家だという現理事長のもとでおこなっているのはいったいどういうこと?これも別な意味での「起業」や「投資」なのか?

 協会の設立主旨によれば、ワクチンさえあれば命が助かる子どもたちは、世界で一日に約6000人に登る。これに365日をかけると年間219万人になる。
必要経費1人20円で年間4400万円。2008年からの3年間でも1億3千万円余。キャップ送料コスト8.8億円の約15%で世界中の子供が救えた計算になる。
 「その子どもたちを救済することが、世界の友人として私たちの役割」といいながら、なぜ非効率なシステムをわざわざ作って、全員を救おうとしないのか。

 こうした疑問が少なからず寄せられているのか協会HPのQ&Aでは、
「当活動の目的は、ワクチンを寄付することではなく、キャップのリサイクル活動に参加することによって、環境や貧困など、世界が直面する様々な課題について、学び、考え、行動する機会を提供することであり、その目的の派生的活動として、ワクチン代の寄付を行っております」と答えている。

  だから(コスト倒れの)配送費を払ってもいいと考える人だけ参加すればいいという。
しかし、定款で協会の目的として、キャップ収集事業により(=手段)、地球環境改善とワクチン寄贈で世界の子供たちを救済する(=目的)としているのに、「派生的活動」なんてオマケ扱いはいくらなんでもねぇ?!
  それにボランティアが負担している貴重なお金をムダにしないことを「学び、考え、行動」させなくていいのか?

  いま原子力村の用語言い換え集が話題になっている。
原発事故→原子力発電所をめぐる事象、老朽化→高経年化、汚染水→滞留水、プルトニウム混合核燃料→MOX燃料、メルトダウン→燃料の損傷・・・等々、足の指まで動員しても足りないくらいあるようだ。
  敗走→転身、自爆→特攻、敗戦→終戦など古くからお上による言い換えが行われてきた歴史を持つ国とはいえ、そのうち「水素爆発」も「大音量とともに、原子炉の内部気圧と外部気圧が瞬時に等しくなる現象」なんてことをいいだすのではと思うくらい姑息な真相隠しがいまも続いている。
  ちょっと横道にそれたが、こうした言い換えと同じように、キャップリサイクルもなにか人々の不案内や善意につけ込んだスリ換えのような気がしてならない。

 学校や自治体、企業等がこうした取り組みを応援しはじめれば、むしろペットボトルを購入して、キャップをたくさん集めようということになりかねない。各地の水道局すらペットで水を売っている時代だが、使い捨てのペットボトルの消費を増やすことが、地球環境改善に繋がるとは、私の乏しい脳みそでは、どう考えても納豆食うわけにいかない、じゃなくて納得いかない(笑・・・無理にでも)。

◎Aの協会トップについても、初代笹森理事長は東電OBで電力業界労組から連合トップまで登りつめた人。2代目の現理事長は、「文藝春秋」2009年9月号から2011年4月号まで、 『藤沢久美のギモンの視点』 と題する電気事業連合会の広告記事を書いていた人。
  自然エネルギーにはチョー冷たい反面、「原子力発電をどのように位置づけるかを今こそ明確にするとき・・・私たち国民もただただ「不安」「危険」という言葉で思考停止せずに・・・・」と、「ギモン」なんていいながらに、役所ぐるみの「原発稼働やらせメール問題」を彷彿とさせる内容ばかり。
  残念ながら、偽りの原発安全神話擁護と同様な「国際援助」や「エコ」を進めてきたのではと「Wamplooのギモンの視点」を持たざる得ない。

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  あっという間に生活に溶け込んだペットボトルだが

 だからといって、いつの間にか「反原発」のオピニオンリーダーに転身されている中部大学の武田邦彦教授のようにペットボトル本体やキャップは、多額の税金を使って回収などせず、燃やしてしまうのが一番環境にいいなんていう言い分も「ギモン」。

  エコキャップ回収運動も「燃やしてしまえ」もどちらもペットボトルを製造・販売しているメーカー等の責任がすっぽり抜け落ちているのだ。
  武田教授のいうように、一番コストがかかる回収等を税金を使って市区町村にやらせているのはそのとおりなんだと思う。その分がメーカー等の利益となっているはずだ。だから、そこから導き出される答えは、ペットにより儲けているのだから、それにより生じる社会的にマイナスの効果についても「きちんとコスト負担してもらおう」ではないんでしょうか。

  女子高生から「キャップはリサイクルされず、もったいない」と相談されたら、そうしたことも踏まえて、「どうしたら本当に環境を守れるのか一緒に考えよう」というのが大人の努めだったのでは?
  私ならば、女子高生はともかく、美人OLから相談されたら、きっちりと「5時になったらその辺のことをゆっくり瓶ビールでも飲みながら一緒に考えよう」といったのだが(また脱線してる)。

  ここまで生活に溶け込んでしまったペットボトルをスパッとやめられないにせよ、使い捨ての状況はなんとかしなくてならない。 われわれ消費者もこれまでどおりドンドコとペット飲料を消費していくのか、また資源や環境を守るのコストとして、ペット飲料があと20円とか30円くらい?高くなっても受け入れるのかが問われてくる。

  業界は、「ペットをリユースするなんて、きれい好きな日本の消費者が許さないので無理」なんて一方的に決めつけているが、欧州ではスーパー等が回収ボックスを設置して、普通に20~30回使える丈夫なペットボトルを再使用(リサイクルの前にリユース)していることをまねてもいいのでは。
  福島第一原発の事故の影響でペットボトルの需要が増えているという。だったら余計に資源やエネルギーの節約を真剣に考えないと。

 幸い一部生活協同組合では、再使用の実証実験に取り組みはじめた。AGFやサントリーなど複数の大手飲料メーカでは使用済みペットを原料にペットボトルを再生する「ペットto ペット」の試みも始めようとしている。
  「こういう企業努力をしようとしているところからペット飲料を購入するなどの消費者の応援と業界への叱咤激励が、地球的規模での環境改善やエネルギーの節減に繋がるのではないでしょうか マル」というような日本放送協会的まとめ方でいかがでしょうか。

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 三宅島の清掃工場(三宅村クリーンセンター)。
離島の廃棄物処理やリサイクルは「内地」より困難が多い。


 三宅島は水源や設備の関係で、残念ながら水道水は「格別の味」なので、飲料や料理等にミネラルウォーターを使うのがスタンダードにならざるを得ない。ほかの島と比べても、その分消費量も多い。
  また、島はリサイクル資源の「内地」への輸送にも高いコストがかかる。

  東京都などは、「おいしい水」キャンペーンを行い、その技術を東南アジアに輸出するビジネスチャンスと一生懸命取り組んでいると報じられている。その前に同じ都民として三宅島に「おいしい水」の設備や技術を提供してもらえれば、エコや環境改善、ひいては水割りの改善にも繋がるのだが・・・。



★先週の三宅島

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  三本岳も白いベールの向こうに見える季節に

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浅沼稲次郎公園(通称)のツワブキは雨のなかでより鮮やかに咲いていました     

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紅葉の山や森は見かけない三宅島ですが、小さい秋はありました(浅沼稲次郎生家)

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皆既月食の10日も厚い雲に覆われ、ウオッチングは半ば諦めていましたが、雲の晴れ間に赤みを帯びた月がくっきりと


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by Wamploo | 2011-12-13 08:03 | Other

師走だっちゅ-の

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  前回のブログの出だしで、立川志の輔師匠のパクリネタを書いていて思い出したのだが、あさっての木曜日12月1日は「新語・流行語大賞」発表の日。
師匠は、いつも暮れの高座のマクラで、その年の「大賞」に触れ、おちょくるのが恒例となっている。

d0161382_202476.jpg  少し古いが、98年はパイレーツの「だっちゅーの」が大賞を受賞した。しかし、オジサンたちも若者も「オレはもう呑み過ぎだっちゅーの」とか、オネーさんが両腕で胸を挟んで谷間を強調しながら、「巨乳だっちゅーの」なんていってたわけじゃない。

  この年、中年のオジサンたちの誰もが飲み屋で話題にしていたのは「バイアグラ」。医学的発明もさることながら、女性も含め半ば公然と性的不能について話題するなんて、日本の歴史上画期的な事件。

 ではなぜこの年「だちゅーの」が受賞したかといえば、この年ほかの大賞は、田中真紀子の「軍人・凡人・変人」と横浜の佐々木投手の「ハマの大魔神」。この4人を一同に呼ぶのには大変なお金がかかる。

 しかし賞に選べば、超有名人がノーギャラで表彰式に出演してくれる。しかも主催者の自由国民社の「現代用語の基礎知識」をありとあらゆるメディアがタダで宣伝してもらえる。
  どうして「バイアグラ」にしないかといえば、「バイアグラ」を選んでも誰を呼んでいいのか分からない。ファイザー製薬の社長を呼んでもでも、ただ外国人のおじさんがニコニコしているだけで面白くも何ともない。5錠飲んでブッ倒れた江頭2:50を呼ぶわけにもいかない-「世の中、何でも表があれば必ず裏があるんですよ」というのが志の輔師匠の持論。

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 誰がどのような基準で選んだのかまったく分からないが、今年も11月初旬に、次の大賞候補60語が発表された。
(2011といっても中秋までの”流行語”で、その後の「99%」も「TPP」「消費税増税」「独裁」などは候補にすらならない)

         = = = = = = = = = = = = = = =
あげぽよ/あとは流れで/アフター4/安全神話/一定のメド/エダる/エンディングノート/おかわり君/推しメン/お嬢様の目は節穴でございますか/おねえキャラ/瓦礫/がんばろう日本/絆/帰宅難民/君、きゃわゆいネェ/計画停電/原子力ムラ/こだまでしょうか/災後/再生可能エネルギー/3.11/シーベルト/自粛/ジャスミン革命/除染/スマホ/節電/ゼロではない/想定外/ソーシャルメディア/タイガーマスク/ただちに/脱原発/建屋/タブレット/地デジ難民/超円高/津波てんでんこ/東北魂/年の差婚/どじょう内閣/トモダチ作戦/どや顔/内部被曝/なでしこジャパン/ノーサイド/美ジョガー/風評被害/フクシマ50/復興/平成の開国/放射線量/ホットスポット/ぽぽぽぽーん/満身の怒り/マルマル、モリモリ/見せましょう野球の底力を/メルトダウン/ラブ注入 
        = = = = = = = = = = = = = = =



 見てすぐ気づくことは、3.11と福島第一原子力発電所事故に関わるものが、非常に多い。少なくとも24語はある。
  過去の状況では、大賞に選ばれるのは1~3語。
このなかで、原発事故関係はまずない、はず? 志の輔理論に基づくと、だいたい誰を呼んでいいのか分からない。

  「安全神話」「原子力ムラ」「想定外」「メルトダウン」などで呼ぶとすれば、東電の勝俣会長や清水元社長、原子力発電を導入・推進してきた中曽根さんをはじめとする歴代総理、寺坂保安院長や西山審議官、斑目原子力安全委員会委員長をはじめとする東大の先生たち。受賞候補者数は二十指にも余るが、呼んでも誰も来ないことはあきらか。

  「脱原発」で菅前総理というのも、事故対策はまったく後手後手で、情報も「安全だ。安全だ」というだけで逆に被害を拡大させた「実績」。さらに辞めたあとは、脱原発の先頭に立つとか、被災地や事故現場巡りをするのかと思ったら、四国でお遍路巡り再開という政治的センスのなさからありえないでしょう。


      というような消去法でいくと、今年の大賞は

◎マルマル、モリモリ(芦田愛菜・鈴木福)・・・震災・原発事故、TPPと暗い世相でこの子たちの笑顔はホッとさせてくれた存在。でも、テレビに出まくりだった「子ども店長」をあっという間に見かけなくなったように、愛菜ちゃんも使い捨てにされないか心配という声も。

◎なでしこジャパン(沢穂希・佐々木監督ほか多数)・・・Wカップ優勝後、TVに連日出演で踊らされていたが、はしゃぎすぎて、スキャンダル等でハシゴを外すのも得意なメディアの餌食になりませんように

3.11(東北のどこかの市町村長)・・・とてもこんなチャラチャラした場所に出てくる余裕はないだろうが、TPPや増税に夢中で、復興や原発事故対策は二の次の政府に「いい加減にせい!」と訴えるにはいい舞台かも?

※満身の怒り(児玉龍彦東大教授)・・・基本的に原発関係はないと思うのだが、この人の国会での怒りの発言は多くの人の共感を生んだので

                ( )内は予想される受賞者


-2011トップテンの予想-
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▲おねえキャラ(マツコ・デラックス)... 話しのおもしろさからこの業界では断然この人でしょ!   ▲東北魂 or(&) 復興(陸前高田市長 or 南三陸町長)・・・会場に来る余裕ないと思うけど   ▲脱原発(孫正義 or 菅直人(辞退?)、山本太郎)   ▲がんばろう日本 or(&) 絆(?) ・・・無償で支援に取り組んだ人も、商売で取り組んだ人も多すぎて誰を?    △スマホ(孫正義)    ▲推しメン(AKB48 or 山里亮太)・・・苦手分野。よく分からないけど    △再生可能エネルギー (孫正義 or 鎌仲ひとみ、小林武史&櫻井和寿)    ▲津波てんでんこ(釜石東中学校代表or 新日本出版社社長)    △アフター4(ワタミかどこか居酒屋チェーンの社長)    ▲年の差婚(ほしのあき or 堺正章、加藤茶)    △どや顔(松本人志 or 後藤輝基、丹下段平)   △ラブ注入(楽しんご)   △ 美ジョガー(「FRaU」編集長 or 道端ジェシカ、三宅島レディース・ラン優勝者)   


 流行語大賞になると、そのフレーズにあたかもみんな馴染んでいたような錯覚に陥らさせられる。しかし、去年の大賞「ゲゲゲの」だって、実際に会話で使ったことあります?われわれ市井の人間の言葉ではなく、テレビで流されたり、雑誌に取り上げられたフレーズのランキングなんですよね。
 そうした意味では、相手の手の内に乗るような予想もどうかと思うんですけど・・・・


番外で
×1億総貧困化  ×非正規労働者はジャンクフードを食え ×野田ダメ菅ヘタービレ 

×ノーといえるANA撤退通告(羽田-三宅路線)   

×同情するなら船(ジェットフォイール)くれ   

聞いたことない?いつ、どこの流行語だって?  ガチョ~ンだっちゅ-の!


★週末の三宅島

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  尾根に雪が降り積もった富士山がくっきり見えた夕焼けの頃

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  落葉樹の葉も日ごとに色濃くなってきました。

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散歩中あちこちで見かける美しい紫の実が鈴なりになったオオムラサキシキブ(大紫式部)
花言葉は聡明・上品・愛され上手。いないですね、最近。なにが?



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by Wamploo | 2011-11-29 21:28 | Other

異論! 反論! OBJECTION?

月日の経つのは驚くほど早いもので、筑紫哲也さんが亡くなって今日で3年。

 正直言って、『朝日ジャーナル』の編集長時代、40代の筑紫さんは、先鋭的なことを言うちょっと”チャラい”ジャーナリストという感じで、あまり好きではなかった。
  平成の時代に入いっても、どちらかといえば子どもの頃からラジオで聴いていた久米さんの『ニュースステーション』の方が贔屓だった。それが『NEWS23』の筑紫哲也にシフトしていったのは、いつの頃からだったか覚えていない。だが、後年たまたま間近で話しを伺う機会が何回かあって、ジャーナリストとしてはもちろん、その多面的な人間的魅力に引きつけられた。

d0161382_12525191.jpg  いま彼が生きていれば、阪神大震災のときと同じように、3.11にはすぐ宮城や福島に駆けつけ、現場から中継したであろう。また「一つになろう、日本」なんていう原発事故をなかったことにするようなキャンペーンではなく、  「多事争論」  を巻き起こしていたのではと思うと残念でならない。
 筑紫さんに続くと思われるジャーナリストは、鳥越俊太郎、長野智子、金平茂紀、国谷裕子氏などいないわけではないが、その多くは巨大メディアのなかで、どちらかといえば冷遇されている。

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Click

 福島第一原子力発電所の事故報道でも、原発の安全神話が「ずっとウソだった」ことが分かっているのに、事故後もずっと「ただちに健康に影響ない」や「風評被害防止」をいう政府と専門家だという原子力村の学者たちの見解をそのまま流すだけ。その後、原発から20kmとか30kmどころか、東京周辺等でもホットスポット見つかり、内部被曝の心配や土壌汚染対策に莫大な経費がかかることが明らかになった。
 事故前の「メディアとスポンサーの電力会社の癒着」構造が、事故後も基本的に変わっていないことが、国民の命にも影響を及ぼす事態を生んでいることへの反省は、主要メディアから出てこない。

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 筑紫さんは、TBSがオウムに坂本弁護士へのインタビューテープを見せたことが坂本一家殺人事件に繋がった事件で、「報道機関が存立の最大のベースは、信頼性です。その意味で、TBSは今日、死んだに等しいと思います。」
「過ちを犯したということもさることながら、その過ちに対して、どこまで真っ正面から対応できるか、その点でもTBSは過ちを犯したと私は思います。そして、これからやるべき事はいっぱい残っていおり、自分たちがどういう事を考え、何をやっているのかという事を、もう少し公開すると言いますか、きちんと説明するということも一つの勤めだろうと思います。」と述べた。
しかし、いまこんなに率直に自分たちの過ちを謝罪するジャーナリストはいるでしょうか。


                      ☆  ☆  ☆

  信頼できないといっても、現代の情報社会、ジャーナリズムが確立されていないこの国でもメディアの情報に私たちは頼らざるを得ない。では、メディアに流されない能力=メディアリテラシーを少しでも向上させるためには、どうしたらよいのでしょうか。

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  筑紫さんはこのことに関する「論」として、「知の三角形」ということを述べている。
情報社会の洪水におぼれないためには、私たちが日々メディアから摂取している情報=Information(I)と自ら向上させる知識=Knowledge(K)、知恵=Wisdom(W)の三つが形作る「知の三角形」をバランスよくしていくことだという。

 私たちはTV等を通じたIの摂取ばかり多く、それを判断するためのKの摂取が少ない。最終的に判断・理解するWはもっと少ない。この三角形のバランスの取れたものにするために、まずKを増やさなければならない。そのためには、物事に対して好奇心と探求心を持って、少しずつ知識を増やしていくこと。それが一定の段階でW=知恵の増大に繋がるというのだが・・・。

 まあそうなんでしょうけど、面白くもないテレビのスイッチを入れ、今夜も1杯飲むということが習慣づいてしまった身には苦行のようにも感じる。しかし、そのむかし難しい計算が解けたときの感動でも思い出して、少しは、「血」じゃなくて、「遅」・「恥」でも、「もちろん痴」でもなくて、「知」を増やす努力もしましょうかね?

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2008年3月28日(金)News23  筑紫哲也の最後の「多事争論」 

          @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

                     ~ 略 ~
 力の強いもの、大きな権力に対する監視の役を果たそうとすること、それから、とかく1つの方向に流れやすいこの国の中で、この傾向はテレビの影響が大きいんですけれども、少数派であることを恐れないこと、多様な意見や立場をなるだけ登場させることで、この社会に自由の気風を保つこと、そいうことが含まれています。

それを実際に、すべてまっとうできたとは言いません。しかし、そういう意志を持つ番組であろうとは努めてまいりました。この18年間、人は変わったんですけど、そのことでは変わりはありません。同じようにこれからも松明は受け継がれていきます。

この18年間の間、どうして番組が生き残れたんだろうかということをこの際、私は改めて考えてみたんですけども、やっぱり1番の理由は、やはりご覧にいただいてるみなさまからの信頼感の支えが大きかったと思います。

どうぞこれからも変わらぬ、変わらずニュース23をよろしくお願いいたします。


          @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

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★ おすすめ
生前の筑紫哲也さんからの最後の活字メッセージ 「若き友人たちへ―筑紫哲也ラスト・メッセージ」
       と
井上陽水・中島みゆき・石川さゆり・Cocco、綾瀬はるか・草なぎ剛・おすぎ・太田光、坂本龍一・大林宣彦・阿川佐和子、梅原猛・姜尚中・寺島実郎・天野祐吉・立花隆、松坂大輔さんらによる筑紫さんの三回忌を前にした追悼集。タイトルはそのままずばりの 「 筑紫哲也 」 (週刊朝日MOOK)



 きょうは、ざっとこんなところです        
    ↑ クリックするとラストメッセージが 
    


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by Wamploo | 2011-11-07 17:44 | Other

一緒に頑張りたいランド

「あなた、三丁目の平さんのお宅、おとといの集中豪雨で床上浸水らしいわ」
「えっ、平さんって俺と同郷の富也くん?」
「床上か。忙しい年末に向けて、彼のところに仕事応援頼んだんだけど、大丈夫だろうな」
「協会の地区役員の仕事もこっちに回ってくると困るな」
「うちの長政と同級生のアユちゃんの洋服も教科書も浸水で使えなくなっちゃったんですって」
「彼には仕事を頼むこともあるんで、資材購入のつなぎ資金も貸してんだよ」
「あら、大丈夫かしら」
「この間の麻雀の負け分も貰ってないし」
「あなた、麻雀って」
「いや先週の町会役員会のあと、彼がやろうやろうってしつこいもんだから・・・」
            ~~~~~~~~~~~~~

こんな自分のことだけのご近所や仕事仲間だったらサイテー!
でも、いまも被害が拡大しているタイの洪水をめぐる日本のマスメディアのエコノミック・アニマルティックな報道は、こんなご近所とあんまし変わんない。

「トヨタの工場が浸水し部品の供給に・・・」「キャノンの工場も浸水して今期の決算が・・・」「ホンダ・日産も部品不足から生産を・・・」「ニコン・ソニーは新製品の販売を・・・」「HOYAのレンズを製造しているアユタヤ工場も・・・」って、そこに生きてる人々のことは二の次で、工場をタイに海外移転させた日本企業の心配ばかり。

膨大な内部留保でこうした会社がどうこうはないだろうけど、この景気 のなかでその 影響は心配でしょう 。
でも、東日本大震災や福島第一原発事故のとき、世界で、こんな報道スタンスがメインストリームの国ってあったでしょうか。

「苦しいときの友こそ真の友だ」「ガンバレ、ニッポン。ガンバレ、東北。」「私たちの気持ちは皆、日本の人々とともにある」「国際支援体制を急げ」「国籍や肌の色と関係なく、すべての命に対し惜しまぬ支援を送ることが大事だ」「日本には人間の連帯が今も存在している」「原発作業員は英雄」 「日本のために祈る」・・・・・つい半年前の災害で、世界から励ましをもらったこの国の巨大報道機関。



d0161382_7332894.jpg  日本国内の災害だったら、主要メディアはいくらなんでもこんな報道はしないだろう。
 わが島の2000年の噴火でも 「三宅島の噴火でアシタバの市場価格の高騰が心配されます」「夏のところてんシーズンを前にテングサの品不足が・・・」なんていう報道は当然なかった。

 もちろん3月の大災害・原発事故でも、フクシマから話題を逸らすような「一つになろう日本」など挙国一致キャンペーンを繰り広げたくらいですから。

  国外でも欧米の災害だったら、こんな経済一辺倒の報道ではなく、被災状況や人道的な支援が中心となったはず。そこにアジア蔑視とまではいわないが、市場や生産地として利用するだけの対象としか見てないといわれても仕方がないマスメディアの救いがたい先進国きどりを感じてならない。



  あの菅タービレ総理でさえ「脱原発」に舵を切った(ような)のに、「安全性を世界最高水準に高め」ていくからと、いつの間にかベトナムなどへの原発輸出も推進する方針に変わって、県知事も沖縄の全市町村長もこれ以上の米軍基地はイヤだといっているのに、アメリカの顔色だけ伺って、沖縄に押しつけることしか考えないノダメ総理と「ダメダメ総選挙」でセンターを争えるマスメディアのダメダメぶり。

  「日本には人間の連帯がいまも存在している」ことを示すため、こうなったらアホな報道ばかりしているメディアは、見ない、買わない・取らないことを実行するしかないのかも。(ごく一部のちゃんと現場を取材して報道をしているメディアやジャーナリストを応援することも同時に大切だけど。)


「苦しいときこそ真の友。  大変な災害にあい、いまだ広がる土壌汚染になんの手当てもできないのに”どじょう総理”を標榜するお上にあきれ果てている私たちの気持ちは、同じような境遇にあるタイの人々とともにある」
「一緒にがんばろう、 タイランド!」


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by Wamploo | 2011-10-26 17:18 | Other

夏を求めて秋の旅 2/2

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       「老人と海」(ウチナーバージョン)

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       「わんこのしま(沖縄版)」

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 海を一番の目的に出かけ、エメラルドグリーンの海が目の前にありましたが、台風の影響や短いスケジュールでの関係でちょっち浸かっただけ。
 澄んだ海でおさかなクンたちは元気に泳いでましたが、サンゴの減少や白化は以前より進んでいる感じも。

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★サンゴの白化といえば★
 静岡大の鈴木款教授らの研究チームの沖縄での研究によれば、サンゴの白化や死滅には、海水中よりも生活排水や土壌の流失による陸上の細菌が深刻な影響を与えている可能性が高いという「沖縄タイムス」の記事を旅行中に目にしました。
  三宅島はテーブルサンゴ群の北限地といわれますが、伊豆諸島の生活排水等の環境負荷低減の対策もどうなっているのかちょっと気になったニュースでした。

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ついでに沖縄の海に関して”あれまぁ”という点をいうと

 ビーチ沿いのホテル等が、国民の財産(国有財産)である海や浜を私物化=プライベートビーチにして、しかもエメラルドのビーチなどと称して、グリーンの夜間照明で照らす悪習がまだ続いていました。エメラルドグリーンは、お日様のもとで見えれば十分で、バスクリーンを流し込んだような不自然な海を このエコの時代に続けているのはどんなもんでしょう?

せっかくの星空もよく見えん!


                ◇   ◇   ◇   ◇


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沖縄で車を走らせていて、イヤでも気になるのは米軍基地。那覇の町を抜けると、普天間から名護までの間、右か左、または左右とも大部分に基地のフェンスが続く。


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基地の広大さに較べ、右側の市街地の過密なこと

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住宅地も過密で、畑地の確保も難しい。手前は、米軍が使用していない接収地で地主が”勝手に”作物を作っているいわゆる「黙認耕作地」
使わないなら返せばいいと思うのだが・・・?



  嘉手納町によれば、三宅島(55㎢)の約3割にあたる15㎢の嘉手納町の面積のうち町を逆L字型に寸断する形で、83%が基地で占め、残り17%の2.6㎢に
14,000人が住む。
嘉手納基地だけで東京ドームの425倍に相当するという。

この国の0.6%の沖縄に全国の74.2%の基地が集中しているというのを実感させる風景が続く。

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  原発と同様に交付金による?立派な箱物(体育施設)はあるものの・・・

 三宅島も15年ほど前、NLP(米空母艦載機夜間離着陸訓練)基地移設問題で苦い経験がある。強行しようとする政府に最後は雄山も怒って?噴火というという事態となり、NLP基地は立ち消えになったような感じですが?
 沖縄の基地は戦後直ぐに米軍に強制的に土地を取り上げられ、それから66年も理不尽な接収が続いています。

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    ロッキード事件で一躍注目されたP-3C対潜哨戒機 オライオン


 全国紙では沖縄の基地問題は、いま政治部や外報(国際)部の対象に過ぎませんが、「琉球新報」や「沖縄タイムス」では、生活の問題・命の問題として社会部や文化部が毎日の扱う事柄でも。
  最近でいえば、米軍が1円も払わず使っている(というか3000億円以上ともいわれる「思いやり予算」付きで)基地に入って客待ちするタクシーから取り立てる「入域料」という名のショバ代が、月1台あたり最高8万9千円にもなり、業界が悲鳴を上げていることが 沖縄ではいま大きな問題になっています。 日本政府は、このやらずぼったくりに「関与すべき立場にない」と見て見ぬ振りですが、大手メディアもこの問題には「関与せず」沖縄県外ではまったく知られていません。
こうした温度差が解消されない限り「沖縄問題」は解決されない気がします。

                ◇   ◇   ◇   ◇


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賢かったrungrta号

 この旅のメーンイベントとなった乗馬。車で移動中偶然馬の駆けている姿を見かけ、問い合わせ5年ぶりくらいにパカパカ。
山腹からエメラルドグリーンの海までおよそ10kmを往復。国内で外乗ははじめて。
林の木々の間や普通の道路も通るため、枝を避ける練習や落馬しそうになったときのエマージェンシー訓練をたっぷり特訓された上で出発。
オンモで乗る開放感に大興奮の1日となりました。

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                ◇   ◇   ◇   ◇


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  世界遺産にもなった今帰仁城跡(なきじんじょうし)。広大な空間に残る石垣等の城跡は、600年以上前の沖縄が北山・中山・南山という3つの支配者に統治されていた時代(三山時代)の 北山の繁栄を思い起こさせてくれます。
  ただ、周回路が鉄パイプや安全ロープ剥き出しだったり、資料館の展示物等の整理や解説がいまいち分かりにくいものでした。城趾の歴史講座等は充実しているような様子なのですが、厳しくいうと世界遺産のブランドに寄りかかっているような中途半端なところはちょっと残念。本部半島における有力な観光資源であることは間違いないので、利用者の視点でもう一度見直していく工夫を望みます。

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 途中寄った胡屋(コザ。沖縄市)の街。基地に依存せざるを得ない経済の街で、円高の影響もあり、メーンストリートの中央パークアベニューは入り口の店舗から貸家になり、シャッター通り化が一層進んでいました。奥の深いいい街なのに・・・。

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  那覇 国際通りは賑わっていましたが、いわゆるお土産さんぽい「お土産さん」が驚くほど増え、夏の軽井沢のよう?


                ◇   ◇   ◇   ◇


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大好きな沖縄だけに、ついつい厳しい目も向けてしまいますが、だんだん強くなっていた「本土並み」の拝金主義は影を潜めつつあるように感じました。
特にお世話になった民宿とコザの食堂の素朴で温かなもてなしに、また近々訪れたい気分に!

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by Wamploo | 2011-10-10 22:44 | Other



噴火から10年、帰島から5年、火山ガス「噴出ヤメッ!」とは、なかなかならない三宅島に、元気を取り戻してもらえるように、写真を中心に、テキト~に文章まき散らし、テキトーに規則正しく綴っていければと・・・
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