三宅島 元気ハツラツぅ?

春本番!サクラ・ツバキに七島スミレ

  先日三宅のサクラの開花をお知らせしましたが、椿もまだまだガンバっています。
また散歩道の木陰や林の足元には七島スミレが、小さくても確固たる存在を主張し、噴火や火山ガスで広がった荒廃地をオオヤシャブシの新緑がジワジワと狭めています。
  いよいよ三宅島も春本番!


  といいつつも、風や波が強く、金曜日から船は欠航中。ANAは、機体整備のため先週19日(月)から24日(土)まで運休で、今日は火山ガスにより欠航。ほとんど飛ばない飛行機でも整備には1週間もかかるようです?

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島のツバキは、防風林として役目も大きく、強烈な海風にも負けずたくさんの花をつけてくれる。
  

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   ヤブツバキは日本原産の常緑樹     Click the photo

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       伊豆諸島の猛烈な豪雨にもへこたれず

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 これはツバキ?サザンカ(山茶花)?
花ごと落ちるのが椿で、花びらが落ちるのが山茶花だというが・・・?


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「わびさび」と言っていいのかどうか分かりませんが、落椿(おちつばき)の風情にも魅きつけられます。

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三宅一周道路(都道)沿いにはあまり目立ちませんが、集落のなかにはあちこちに   

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掃除は大変かもしれませんが、 沖縄のフクギに比べれば 楽勝?

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  山のなかで、シダの周りに円く広がっていた落椿 


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   白い斑入りのツバキも


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  「故郷のカノジョのような可憐さ」という言葉がピッタリの?七島スミレ

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島で見かける七島スミレは10~20cmくらいの草丈
その葉は ハート  のかたち。「それが何か」といわれても?!



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               Click the photo

写真をクリックして大きな画像で見て頂くと、火山ガスの影響で枯れ果てた木々と荒廃した山地の様子が分かると思います。オオヤシャブシなどの火山ガスに強い植物が少しずつ山頂へ向かっていき、数十年から100年後くらいには、再び緑豊かな雄山に。もっとも10年間以上噴出している火山ガスが止み、およそ20年単位で噴火する山の神の御意向次第ですが?

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潮風にもへこたれないオオヤシャブシ(大夜叉五倍子)

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火山ガスに強く、その土壌改良能力で溶岩原を林に変えていく先行植物として、三宅島になくてはならない植物。難点はその花粉がアレルギー物質で、スギなどより重症になると西日本ではいわれていること。ただ島ではあまり花粉症というのは聞きませんが・・・?    (緑のイガイガは花で、茶色い方は去年つけた実)


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前回のブログで予想したようにこの週末は、オオシマザクラもほぼ満開に
(阿古の都道沿いの桜)


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    小次郎井戸の桜は、今週いっぱい?

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   前回掲載し忘れた3月初旬に咲いていた海蔵寺(坪田地区)の河津桜



■ 追記・・・    あれから1年 - 続き -
Before 3.11


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1年前の3.11は、三宅も津波警報で夜間は海岸近くの道路は、三宅警察署・三宅支庁・三宅村等によりあちこち通行止めでした


- Continued from last time -

 それにしても危惧したどおり民放は翌日からというか11日ゴールデンタイム終了後からオバカ番組のオンパレード。世界中に放射能をばらまいている国のメディアとして「こないなこってでぇ エエんかい」。
  しかも、どこのチャンネルを回しても、公共の電波のムダ使いとしかいいようがない新味のない右へ習えのような企画と胸焼けがするような見飽きた芸人ばかり。

 危険を冒して、新しいオリジナルな番組を制作するより、他局のヒット番組をちょっとアレンジして、売れっ子芸人を使っておけば、とりあえず他局にさほど差をつけられないだろうという「成果主義」のマイナスの「成果」が放送界にも及んでいる。

  放送記念日の22日夜、NHKでは震災や原発報道の検証番組を放送した。放送によってもっと津波から人々の命を守れなかったのか、原発事故での避難準備をもっと早く呼びかけられなかったのか、これらの被災者が必要な情報をどのように提供すべきかなど放送人としての真摯な苦悩と今後の見直しに着手した内容は評価できる。

  しかし、莫大な電力業界の広告料や接待、記者クラブによる発表報道等を通じて馴れ合ってきた大手メディアも原子力村の一員であった。そのことが、原子力発電をブレーキのきかない定行進化に向かわせた要因であったことなど "ビフォー3.11 "の検証も不可欠だ。
  戦前、軍部の大本営発表を垂れ流した報道機関も含めその(戦争)責任が中途半端のままスルーされてしまったことが、戦後のおまかせ民主主義を産み、この狭い地震・火山の島国に核廃棄物の処分先もないまま54基も原発を集積させた間違いのもとでもあるのだから。


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小次郎井戸の桜の園地には、名前の分からない光沢のある実をつけた植物も


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by Wamploo | 2012-03-25 21:50 | 三宅の風景
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噴火から10年、帰島から5年、火山ガス「噴出ヤメッ!」とは、なかなかならない三宅島に、元気を取り戻してもらえるように、写真を中心に、テキト~に文章まき散らし、テキトーに規則正しく綴っていければと・・・

by Champloo
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