三宅島 元気ハツラツぅ?

島のエネルギーについてテーゲーに考えるノダ

 今朝、「福島第一原発2号機で圧力容器で原因不明の温度上昇続く」という不気味なニュースが流れていました。先月は、「原子炉内の水が8.5トン漏れる」とか「循環注水冷却システムのホースに亀裂 汚染水凍結の恐れ」とか、正月早々には、「福島県の放射性物質の降下量が急上昇」したとかいろいろなニュースが飛び交っています。

  事故からまもなく1年になろうというのに、相変わらずの情報隠蔽体質で本当のところ原発がどうなっているのか、さっぱりわれわれには分からない。
「原子炉が冷温停止状態に達し、事故は収束した」といった昨年12月半ばの野田首相の事故収束宣言は何だったんでしょうか。

  また、この冬は大方の原発が停止(54基中稼働は3基のみ)して、電力供給不足の恐れが伝えられましたが、近年にない厳冬にもかかわらず今のところ昨年夏のような混乱は幸い生じず、何とかピークを乗り越えそうです。
  原発がないと経済も生活もメチャクチャになるという情報は、どこまで正しかったのかしっかり検証する必要があるんでしょうね。
 とはいっても、これまでのようにあっけらかんと、原子力や化石エネルギーを大量消費する経済構造や生活スタイルの見直しを迫られていることには変わりありません。


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 そこで、地元三宅島のエネルギーの現状と、今後の「提言」--というのには遠く及ばないテーゲーな思いつきを。

 エネルギーといっても、三宅にはプロパンガスと東京電力の電気、あと自動車用燃料ぐらいしか基本的にありません。プロパンはどちらかといえば、調理や補助暖房手段で、消費エネルギーの大部分は電力が担っています。

 その島の生活の命運を握る発電は、島の最北端の大久保地区にある大久保浜発電所(出力5,500kWの火力発電所)で発電され、都道沿いの基幹幹線を通じて島中に送電されます。
 三宅島噴火時や島の復興のときも、東電関係のみなさんの必死の作業で、このライフラインは維持・復旧されてきました。
 ところがこの発電所には一つ大きな問題があります。その名が示すように「大久保浜」に面し、海とほとんど変わらない高さに設置されていることです。

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   手前の白い施設等が発電所設備。そのすぐ先は集落と大久保浜

  大久保地区は、3.11のときも津波警報で避難指示が出された島でももっとも低地にある集落の一つです。23区でいえば亀戸のような感じ?幸い津波は50Cm程度で、翌日には避難指示は解除されましたが、島全体の電力供給場所としては「いかがなものか」という立地です。
 たぶん円形(円錐)に近い島の形状から(島の外周に沿って津波が分散されたため)、過去大きな津波の記録が見あたらなかったことや、北部は噴火の影響が比較的少なかった歴史等をふまえてのことだとは思いますが?

  とはいえ、現実に千年に一度の大震災が起き、4年以内にマグニチュード7が70%の確率で起こるとメディアで連日取り上げられている首都直下型地震等の対策も必要です。お隣の新島と式根島はもともと一つの島だったのが、18世紀元禄の大地震による大津波によってに分離されなんて信じられないことも起こりうるのですから。

  このままでは災害時に島の電力が失われることから発生する二次災害や発電業務を守る東京電力のみなさんの安全も心配です。(もちろん大久保の集落を津波から守ることも)

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 夜明け前の大久保浜全景  浜は全国でも屈指の水質を誇る三宅の自慢の一つ
     (晴れていれば向こうに神津島・式根島・新島・利島に大島もくっきりと)


で、テーゲーな思いつき提案に戻りますが

  「どこに」はさておき、「どんな」発電方法にするか。三宅島の風土を活かした再生可能エネルギーという面では大きな可能性が!?


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まず火山といえば地熱発電。「日本は温泉はたくさんあるのに、なぜ地熱を使わないの」 という意見が海外からけっこう寄せられているらしいんだけど、マグマを恐れるだけでなく積極的に利用できれば。

波力発電。伊豆小笠原諸島沿岸は、国内でも有数の波浪条件が厳しい地域。波浪(波高・周期)の年平均値は、海が荒れることで知られる日本海側等と比べても、大きいという。大波に発達する10m/sec 以上の風の発生日数が平均約180日間をこえるという「恵まれた条件」も。

風力発電(陸上・海上)。風も伊豆小笠原諸島は、国内でも有数の強風地帯。これも冬季の激しい季節風の日本海側等と比べても年間平均風速が上回っているという。

海流(潮流)発電。海流や潮の満ち引きのエネルギーを利用する発電。黒潮にもご協力いただいて。360度海やしね。

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       東京電力大久保浜発電所


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  福島第一原子力発電所のメルトダウン以来、「エネルギーの地産地消」という考えが出てきました。またエネルギー源を集中するとイザッというときにリスクが大きいため「分散型エネルギー源」なんちゅうこともいわれます。
 三宅島で「地産地消」の再生可能エネルギーといったら、やっぱり波や風、火山(地熱)が最有力候補。
  噴火・火山ガス、船や欠航など波や風に苦しむだけでなく、それを逆手に取るというか、マイナスをプラスに転じるというか、積極的にその恵み利用しようというのが、まさに「火山の島」「地球とふれあえる島」三宅であり、島との共生ではないかと・・・・。

 もちろん実現にあたっては、コスト、噴火・火山ガスの影響、漁業権、航路、土地、環境、技術開発、法規制などクリアしなくちゃならない様々な問題はあります。
 でも、今のまま大久保浜でのリスクは放置できないし、噴火・火山ガスの影響は火力発電でも同じだし(再生エネルギーで分散させた方がむしろリスクは低減)。
漁業権や環境などはできるだけ影響の少ない立地条件のもとで合意を得る努力するしかありません。
最大の問題は資金・コスト。いまの状況では東電さんが縦に首を振るかどうか?

 政府はどこまで本気か分からなくなってきましたが、それなりの予算を計上して、再生可能エネルギーに取り組まざるの得ないのは確か。一方東京都は臨海部に独自の発電所つくるような計画も。
  「再生可能エネルギー特区」とかなんとか、島中でみんなが知恵を出しあってエネルギー先進自治体になるには絶好の機会。参考にしたい市や町村から視察もそれなりにきて、観光面でもけっこうメリットは大きいと思うんだけどな?

 というテーゲーな思いつきを今朝夢で見たんですけど、この夢をマジ正夢にするとしたらどないしたらエエねん??

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    災害時にここに何かあると通信・医療等にも大きな影響が

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by Wamploo | 2012-02-06 22:40 | まじめに?
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噴火から10年、帰島から5年、火山ガス「噴出ヤメッ!」とは、なかなかならない三宅島に、元気を取り戻してもらえるように、写真を中心に、テキト~に文章まき散らし、テキトーに規則正しく綴っていければと・・・
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