三宅島 元気ハツラツぅ?

ナニコレ珍三景

 新年の1月2日、「船祝い」が三宅島の各漁港で開かれました。
「船祝い」とは、船の上からミカンやお菓子などを撒いて、大漁や航海の安全を祈って行われる三宅島伝統の正月行事。新築工事で棟上げ式に餅や小銭を撒くのと似た感じで、国交省が全国から選んだ  「島の宝100景」 にも選定されています。

  阿古の船祝いの様子は、テレビ朝日「ナニコレ珍百景」という番組が取材にきたというので、1月18日の番組をチェックしました。
 雑用を片付けながら、音声に注意していたのですが、もしかすると見逃したのか、次週以降なのか、放送を確認できず?? 
  もっとも、「船祝い」とカブるような鹿児島の伝統行事で、 41歳の男性が厄払いのため自腹で41万円もの大金をばらまく大盤振る舞いとうのはありました。<みかんとお菓子> VS <現金41万円>では、やっぱりキャッシュの方をインパクトが強いので、今回はこちらを取り上げたということかも?

 その代わりでもないんですが、Wamplooが『三宅島中から発掘した、誰もが驚く(たらいい)画像から、思わず笑ってしまう(たらいい)画像まで続々紹介(できたらいい)』することに。

◎幻の海中道路
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  三池港の北側の浜辺にある不思議な標識。
年1回大潮の干潮時に海中から姿を現す沖縄県宮古島の八重干瀬(やえびし)のように、運が良ければサタドー岬に繋がる謎の海中道路が見られるのかも?(正直者だけが見られるという説も)

◇トリケラトプスの化石
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のようにも見えないこともない火山ガスで立ち枯れた樹木


◇首を落とされた謎の地蔵
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 幕末に武蔵国小金井から三宅島に流された小金井小次郎が首を切り落としたと伝えられる地蔵。近くには、慢性的な水不足に困っていた島民のために小次郎がつくったといわれる「小次郎井戸」もあります。(三宅村伊豆)


◇緑の郵便ポスト
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 アイルランドや中国の郵便ポストは緑色らしいのですが、これはおそらく日本で唯一の緑のポスト。坪田の火山ガス高濃度地区に長年置かれたため、ガスの影響で腐食した模様。


◇道路に落ちていたフクロウの置物
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 ピンぼけなので、撮り直そうと準備をしていたら飛び立ってしまいましたが、本物のフクロウがなぜか車道に。「ホッホー、ホッホー」という鳴き声はときたま聞きますが、その姿を見たのはこのときだけ。


◇高さ40センチの大鳥居
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  三宅観光では定番の2000年噴火時の泥流で埋まってしまった椎取神社の鳥居。
噴火前はこれより3mくらいは下に地面があったことに。新しい鳥居は奥に再建されています。

◎うまかぁ、亀の手
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 はじめて見たとき本物の亀の手だと思いましたが、分類学上は<甲殻上綱顎脚フジツボ亜綱完胸目ミョウガガイ科カメノテ>だそうで、要はフジツボの仲間。海辺のその辺の岩等にくっついています。 スペイン料理では『ベルセベ』という高級食材 とのこと。さっぱりとした珍味で、島では味噌汁や塩ゆでで食べます。

◇異次元への入り口
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 三宅島一周道路の伊ヶ谷~伊豆の間にある不思議なバイパス道路?といっても、行き止まりだし、つなげてもかえって運転しづらい形状。もしかしたら異次元への入り口とかいま流行のパワースポットなのかも?

◇サウス・ブロンクスではなく
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 坪田高濃度地区で噴火や火山ガスの影響で朽ち果てた建物。一周道路沿いにありますが、所有権の問題で片付けられないらしい。観光客も目を見張る場所の一つですが、坪田の復旧のためにも一日も早い撤去を。
 ※ 「祝 全島居住制限解除」 参照

◇草原で「24時間ジャンケンマラソン」に挑戦するオジサン
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 なんていったら怒られてしまう三宅島が生んだ有名な政治家、浅沼稲次郎の銅像。
詳しくは 「波乱バンジョーの人生」 をご参照ください。

◎庭でウシを放牧している家
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  ここも定番中の定番となっている観光地、牛乳煎餅を製造販売している岡太楼本舗のディスプレイ。以前雄山にあった村営牧場は、噴火で壊滅し、いま島のウシはここと農林水産センター入口ののブロンズのウシだけ。

★このほか1983年(S58)の噴火で、溶岩流が校舎に阻まれ止まった阿古小・中学校溶岩埋没跡や同じく溶岩に埋まっている自動車など火山の島三宅でしか見られない観光名所の「珍百景」もありますが、それはまたの機会に


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by Wamploo | 2012-01-22 20:56 | 三宅の風景
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噴火から10年、帰島から5年、火山ガス「噴出ヤメッ!」とは、なかなかならない三宅島に、元気を取り戻してもらえるように、写真を中心に、テキト~に文章まき散らし、テキトーに規則正しく綴っていければと・・・

by Champloo
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