三宅島 元気ハツラツぅ?

桜花 いのちいっぱい咲くからに 生命をかけて わが眺めたり


 「帰京」のとき定期船が東京湾に入ると、山や丘の裾野にへばりつくような房総半島の海べりの集落が見えてくる。さらに羽田を越え、レインボーブリッジが見えてくると、高層・超高層ビルが林立し、万里の長城のように連なっているのが分かる。これを何キロも広がるビルにダーと繋げてしまえば、防潮堤防のかわりになるかもしれないが・・・・

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 リゲインの『24時間戦えますか』というキャッチフレーズが流行語となったバブルの時代、国や東京都が音頭をとって、「世界都市Tokyo」「24時間都市化」「世界の金融センター化」などがめざされた。
 臨海部開発が始まり、それから20数年、いつのまにか山手線の駅前はもちろん多摩地域でも高層ビルが珍しくなくなってきた。あっちこっち向いたドミノのようにビルが建てられ、夜間陸地を冷やすはずの海風が入る隙間もない。熱がこもった内陸部はエアコンでビルや室内を冷やし、その廃熱でますます全体が高温化し、熱帯夜が増え、ますます空調に頼るという悪循環を招いているのはご存じのとおり。

 24時間都市化によって昼夜を分かたず活動することが趨勢となり、それを支えるライフラインとして、終日営業のコンビニ・スーパー・ファストフード店等がだんだん当たり前になっていく。最近では24時間営業の看板を掲げる保育園(託児施設)まで増えている。こうしたライフスタイルは定着し、バブルがはじけ、失われた20年という不況の時代になってもかわらない。というか、むしろ減少する売上を回復しようとむしろ営業時間の延長が図られてきた。

 今年の初め、新年のブログでスーパーの正月営業を取り上げた
「コンビニもないところに住んでいるひがみといわれかもしれないけど。-中略 - 消費者であるわれわれも、エコ、エコ、地球温暖化防止といいながら、365日24時間の便利さに慣れすぎ」と。若い人はコンビニが近くにあることが居住条件になっているという話を聞くが、あれば便利だけど、なくてもどうっていうこともないことは、島で暮らしてみてよくわかった。大型スーパーもコンビニもなく、夜はともかく暗いけど、だからこそ満天の星空が見える幸せを感じるというのは、けっして負け惜しみではない。

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 24時間活動する都市は電力消費量も当然多く、原発事故による夏の電力不足が喧伝されている。
原発の必要性を強調するため、揚水発電等の電力量を意図的に隠し、夏期の「電力不足」を演出していると週刊誌にすっぱ抜かれ、政府が慌てているという話もある。が、いずれにせよ、地方に原発を押しつけて、明るく便利な大都市を謳歌する時代から脱却しなければアカンことは確か。

 その夏の電力不足を巡って、いまパチンコ業界が「この非常時に」と関東各県庁などの標的となっている。ギャンブル・借金依存症等を引き起こす「娯楽」でもあり、新装開店の店の前で学生が朝早くから並んでいるのをみると「パリとか他の国の学生ならこんなに雇用問題が深刻ならストライキをやってるのに、あんたらはパチンコかい」とツッコミたくなる存在でもある。しかし、10年以上台の前に座ったことがないとはいえ、お世話にはなっている。一宿一飯ではなく、一時(いっとき)一ションの義というべきか、膀胱が満タンのときのよく利用させてもらう義理がある。悩むところだが、トイレ分だけは庇ばわざるをえない気がする。

 まずなにか民族差別的な感じがしないでもない特定業界狙い撃ちのようでモヤモヤが残る。「欲しがりません。勝つまでは」の戦争中ではないが、エライ人が「これはムダ」というのはどこか胡散臭い。「カラオケ」だって「PS3・XBOX」、「TDL」だって、コンビニの多頻度小口配送システム、自動車工場に部品をそのとき必要な分だけちょこまか納品させるジャスト・イン・タイムだってエネルギーの「ムダだちゅーの」といえないことはない。
 農林水産業等では風評被害の補償が検討されているのだから、営業休止させるならばある程度補償も考えなくては、この業界の経営者や従業員はどう食べていけばいいのか。
 だいたいこれまで消費活性化のために「カジノを合法化しろ」と威勢良く叫んでいたこれらの自治体の知事らの多くが、パチンコなんて「どうでもいいもの」と真っ先に叩くのはいまいちスッキリしない。

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 逆にいまの事態である意味スッキリしたのは、
◇原子力村の学者のみなさんが、これまでにいかにいい加減なことをいっていたかが明らかになったこと。
◇サイエンス・リテラシーやメディア・リテラシー(科学やメディアの情報がホンマかどうか嗅ぎ分ける能力みたいなもの)をまったく持たずに、これらの人々やマスメディアを100%信頼しきっていると命すら危険になることが分かったこと。
 それにしても、「安全だ、安全だ」「直ちに影響はない」とばかりいっているこれらのセンセイたちをいつまでマスメディアが重用する気なのか。放射能をいつまでも世界に撒き散らしているという批判も起こっているが、、このままでは日本の政・財・官・学とメディアが一緒になってウソの情報も撒き散らしていると国際的非難を招きかねない。センセイたちも、大スポンサーを批判できないメディアも今後どう軌道修正を図るのでしょうか。

 もっともとっくに修正した賢明なセンセイもいないわけではない。
 一番顕著なのは、いま原発の危険性を指摘する学者としてTVに引っ張りダコの中部大学の武田邦彦教授。たしかに1年半前に出版した「偽善エネルギー」では、政治家や官僚による人災は心配している。しかし、原発そのものに関しては、「巨大地震は四国沖から北は東京湾まで、そこに(原発を)つくらなければ安全」 「日本の原発軽水炉は安全、メルトダウンなんてSFの世界の話」なんて書いている。原子力安全委員会の会議では「最も安全なエネルギー産業の1つではなかったか」  「(しかし)ほとんどの国民は「原子力発電所は安全でない」と認識しているのではないかと危惧しているわけであります」などと原発の危険性ではなく国民の認識を危惧していたわけで、その辺もきちんと明らかにしないと、学者としての信頼性が「フィクションの世界の話」になってしまうのではと危惧するのは、よけいなお節介?

 また道路公団問題で勇名をはせた作家の猪瀬直樹氏なども自身のブログで「節電を機にライフスタイルの見直しを」というタイトルで、パチンコ業界叩きはともかく、電力を使いまくりのこの10年から20年くらいのライフスタイルを見直すべきと真っ当な主張をしている。が、ならばメディア等で「東京は24時間都市に生まれ変わって国際競争力を高めよ」などと正反対のことをいっていたことはどうなってしまうのか、言葉を大切にする文学者としてちゃんと説明してもらえないと胸にストンと落ちない。 

 一方、経済評論家の勝間和代さんは、原発推進の宣伝に出たり、原発に対する理解が不十分なのに番組で推進を主張した責任を自身のブログや投稿サイトで 認め謝罪している。ネットでは「自分もダマされていたと被害者面するな」などの厳しい意見もあるが、その他の学者や文化人、知識人とよばれる多くの人たちがダンマリを決め込んだり、前述のように知らぬ間に方向転換しているのと比べれば、勇気のある行動だと、カツマーを褒めてあげてもいいのでは。


★遅くなりましたが三宅島のサクラをご紹介

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    もちろんメーンは伊豆諸島が本家本元のオオシマザクラ

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    三宅高校前

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    三宅農林合同庁舎

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    旧伊豆小学校

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    旧伊豆小学校(小次郎井戸)

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    島を出てきた30日(土)はまだ島のあちこちに八重桜の花が残っていました。

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    大久保浜のサクラ

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    伊豆 普済院の大桜(樹齢200年を超える三宅村指定の天然記念物)

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    伊豆 善陽寺の桜


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 >★「三宅島」島民4人と1ぴき 写真展
  ←クリック
三宅島の民宿経営者・商店主・ネイチャーガイドなどが切り取った三宅島の魅力
今日3日から公開中  コニカミノルタが文化事業として運営しているギャラリー 入園料無料 お近くの方や新宿付近に用事の際は駅前ですのでぜひお立ち寄りを
5月3日~5月18日 10:30~19:00(最終日は15:00まで)
新宿駅前(東口) コニカミノルタプラザ(新宿タカノフルーツ4F)にて開催。     

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三宅の「アイランドシック」とともに、「Days Japan」の写真展「地球の上に生きる2011」も同時開催中。こちらもぜひ。

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国際フォトジャーナリズム大賞入賞作などプロフォトグラファーが撮った「Days」のギャラリーは、東日本やハイチの地震、アフガニスタンなどメッセージ性が強い作品なので、奥からC→B→Aギャラリーの順で回り、最後に『「三宅島」島民4人と1ぴき 写真展』でホッとするコースがお薦め。(「Days」Bギャラリーのびっくり動物写真も癒されます)

「地球の上に生きる2011」 DAYS JAPAN フォトジャーナリズム写真展
会場: コニカミノルタプラザ
スケジュール: 2011年05月03日 ~ 2011年05月18日
住所: 〒160-0022 東京都新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル4F
電話: 03-3225-5001 ファックス: 03-3225-0800

DAYS JAPAN のホームページ

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★三宅島を舞台とした映画「ロック わんこの島」の上映7月23日に決定★
ポスター完成
  主演:佐藤隆太・麻生久美子ほか   
      ♫主題歌 小田和正書き下ろし「hello hello」

   ☀公式サイト  ←  クリック
  ☀映画.com:三宅島復興のシンボル犬“ロック”の実話を映画化 


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by wamploo | 2011-05-03 09:26 | まじめに?
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噴火から10年、帰島から5年、火山ガス「噴出ヤメッ!」とは、なかなかならない三宅島に、元気を取り戻してもらえるように、写真を中心に、テキト~に文章まき散らし、テキトーに規則正しく綴っていければと・・・
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